岩窟姫 (文芸書)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198639334

感想・レビュー・書評

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  • アイドルの麗美。
    親友と思っていた同じ事務所のアイドルの自殺の理由が、
    麗美のいじめによるものであるとネットで騒がれ、
    引きこもり生活に。。。

    読みやすい文章で、次が気になり一気読み。
    最後は端折ってまとめちゃった感は否めないが
    読後感は、悪くない。

    印象的な文章:「未来はセーブポイントのあるゲームではない。選ばなかった方の未来はどうやっても見ることは出来ない」

  • スピード感があって2、3時間で一気に読み切ってしまった。
    芸能界で枕営業を強いられた女の子が、仲良しの同業女の子にはそんな思いをさせたくなくて、その子にいじめられたと嘘のブログを書いてから飛び降りをして仲良しの子の価値を下げつつ枕営業の事実を告発するメッセージを混ぜこんで……。と。

  • 2024/1/26

  • ジャニーズ騒動があっただけに、関心度があがります。
    この作者は、歌舞伎を契機に好きになりましたが、何を書かせても面白い

  • 人気アイドル、謎の自殺――。彼女の死を悼む暇もなく、蓮美は激動の渦に巻き込まれる。蓮美からのいじめに悩む様子がブログに残されていたのだ。まったく身に覚えがなかったが、マネージャーにもファンにも信じてもらえず……。すべてを失った蓮美は、己の無実を証明しようと立ち上がる。少女たちの孤独な冒険がいま、幕を開ける――。「サクリファイス」シリーズの著者による、疾走感ミステリー!!
    (2015年)
    —- 目次 —-
    第一章
    第二章
    第三章
    第四章
    第五章
    第六章
    第七章

  • よくありがち

    死んでないでよかった

  • 最後の展開にびっくり。
    怪しい男性の妹さんが沙霧さんだったとは。

    現実の世界でもあるんだろうなー。売れる為には枕営業って、、。

    読みやすい文章でサラっと読めた。
    近藤さんの文章好きだなーと改めて思った。

  • いろいろと予想外の展開があって、みんなが疑わしくて誰も信じられない…!
    最後は、夢の世界からは身を引いて前を向く昭子の姿が清々しかった

  • 途中からの展開が早かったけど、ドラマになりそうな話

  • とても引き込まれる物語です。
    ミステリーが好きな人は読んでみてください。


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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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