ペンギンは、ぼくのネコ (児童書)

  • 徳間書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198639822

作品紹介・あらすじ

アルフィーは3年生の男の子。「ペンギン」という名前のネコを飼っています。体の模様がペンギンそっくりなネコです。アルフィーとペンギンはいつも、となりのおばあさんの家の庭にこっそりもぐりこんで遊んでいました。ところが、おばあさんの孫のグレースが越してきて、「うちの庭で遊んでいるペンギンは、あんたのネコじゃない」と言います。そんなある日、ペンギンがいなくなり、ふたりでさがすことになって…? ほのぼのとした児童文学。

感想・レビュー・書評

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  • 自分がかわいがっているネコが他の子になつくのを見たときの嫉妬の気持ちなど、共感できる部分がたっぷり。

  • 娘の感想文の本です。

  •  小3のアルフィーは、ネコをかっている。おなかが白くてあとは黒いペンギンみたいな体の色だから「ペンギン」という名前の太っちょネコ。アルフィーとペンギンは、おとなりのバラットさんの家の庭で、いつもこっそり遊んでいた。ところが、バラットさんの娘さんが、アルフィーと同い年の娘グレースとひっこしてきて…

  • アルフィーの家のお隣の庭は荒れ放題なので、ネコのペンギンと忍び込んでリンゴの木に登って遊んでいても、見つからない。
    ・・・はずだったんだけど、お隣に女の子が引っ越してきて、リンゴの木に登っているのがばれちゃった。

    女の子は同じクラスになって、アルフィーのことをとがめるので、いごこちが悪い。
    おまけに、ペンギンのことを気に入ったみたいで、アルフィーは、ペンギンを取られちゃうんじゃないかと、気が気ではない。

  • アルフィーは三年生の男の子。2年前うちに来てから可愛がっているペンギンという名前のネコは一番の友達だ。
    ある時、隣のお婆さんの家にお婆さんの娘とその娘でアルフィーと同い年の孫が引っ越して来た。
    それまで、病気がちで庭に出てこず、荒れ放題の隣の庭へ入ってリンゴの木に登るのが楽しみだったが、早速孫のグレースに見つかってしまう。
    おまけに気が強いし、ペンギンを取られそうになって嫌な奴!
    ところが、お婆さんが入院し、いなくなったペンギンを捜す事で、グレースとの距離が変わってくる。
    動物を飼う設定などは、日本と多少違うが、思い通りに行かない友達関係や、家族の関わりなど、共感出来るところは多いかもしれない。
    小学校中学年くらいに向く。

  • 原題は「A Cat Called Penguin」。著者は英国で人気の児童文学作家。体の色からペンギンと名づけられた食いしん坊の太っちょ猫がかわいいんだけど、お話のメインは、どちらかというと、猫の飼い主の男の子と彼んちの隣りに越してきた女の子。最初は反発し合っていた二人が、猫を介してだんだん仲良くなっていくほのぼのストーリー。古代ローマとヤマネとの関係が気になって調べてみたら、ローマ人はヤマネを好んで食べていたと知ってビックリ。

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著者プロフィール

イギリス在住の児童作家。出版社に編集者として勤めた後、児童文学作家として活躍。本書を含め、数多くの作品を発表し、人気を博している。

「2015年 『水の妖精をすくえ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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