いのち買うてくれ (文芸書)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198641511

作品紹介・あらすじ

宝暦十一年(一七六一)、遠山弥吉郎に主君を誑かす不届き者・丸屋を闇討ちせよとの密命が下る。正義のため、そして家禄の引き上げのために引き受けた弥吉郎だったが……。謀略に巻き込まれ妻子とともに江戸へ逃げることになった弥吉郎は並ならぬ貧苦に揉まれることにより、武士とは何か、命とは何であるかを見つめなおしてゆく。魂震える時代小説超大作。書下し。

感想・レビュー・書評

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  • 奸臣の策略にはまり逆賊となった阿波蜂須賀家下士の一家が江戸に逃げて暮らしを立てる話。山あれい谷ありで、いよいよ急迫し、いのちを売ることに。
    逃亡生活なのに、大道芸をするという設定に疑問があるが、窮地を乗り越えていく一家の様は十分に面白い。作者は剣道八段だそうで、剣への思い入れたっぷりの作品となっている。

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著者プロフィール

1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』でデビュー。他の著書に『青江の太刀』『行くのか武蔵』『武蔵円明の光』『伊藤一刀斎』など。

「2018年 『いのち買うてくれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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