ロールキャベツ

著者 : 森沢明夫

• 徳間書店 (2023年5月17日発売)

作品紹介・あらすじ

人生の脚本は、
自分で書き換えられる！


夢も趣味もない大学２年生の夏川誠をかえたのは、
ただ椅子に座るだけの遊び「チェアリング」の
仲間たちだった。

『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』の著者が贈る
青春起業小説！

チェアリングとは？
椅子を持ち歩いて、好きな場所でくつろぐこと。

さぁ、椅子を持って出かけよう！


＼＼チェアリングのメンバー／／

◆夏川誠
趣味なし夢なし、やりたいことも特になし。
就活しない大学二年生には思わぬ才能が！

◆王丸玲奈
ミュージシャンになってステージで
飛び跳ねたい！　だけどできない事情が……。

◆上村風香　
夢は農家レストランの経営。
場所は絶対あの場所と決めている。

◆長沢智也
大学生にして投資家。
ミリオネアを目指すようになった理由とは。

◆奈良京太郎
喫茶店のオーナーを目指して修業中。
実家の病院はどうしても継ぎたくない――。

生まれ変わるなら、生きてるうちに。



プロローグ
第一章　青の世界
第二章　若草色のテーブルクロス
第三章　葡萄色の朝
第四章　鉛色の波
第五章　パイナップル色の夕空
第六章　ピンク色のＴシャツ
第七章　金色の文字
第八章　ブルートパーズ色の海
エピローグ
あとがき

感想・レビュー・書評

[まことさんの感想 · 2023年6月24日]

大学三年生の夏川誠（マック）は、大学で偶然知り合った上村風香（風香）と王丸玲奈（パン子）、友人で同じシェアハウスに住んでいる奈良京太郎（マスター）、長沢智也（ミリオン）ら五人でチェアリング部を結成してバーベキューやあおぞら絶景カフェを楽しみます。

それぞれのあだ名は、各自の得意なものからきていて、マックはパソコン、マスターは美味しいコーヒーを淹れること、ミリオンはトレーダー、パン子はパンクロックの歌手です。風香は手料理が上手です。

マックの家は洋食屋で絶品のロールキャベツを出しています。チェアリング部は、各自の得意なものを出し合って、美味しい食事とコーヒーを楽しむサークルです。

しかし、三年生で皆が就活を始め、将来を考え始めますが、パソコンが得意なだけでこれといって特技がないと思っているマックは自分だけが進路に悩んでいると思い込みますが…。

ちょっと、何もかもうまくいきすぎで、なにか困難なことがあっても、すぐ挽回し、いい事ばかり続く怒涛のような展開だと思いました。
これは、いいことづくめの展開を楽しむ究極の青春小説だと思いました。

こんなに信頼できる仲間を持った五人は幸せですね。
表紙の『ロールキャベツ』と書かれた絵はブルーとグリーンのとてもさわやかな色調でこの作品のカラーを表現していると思います。


森沢語録
・いまの自分こそが過去から見たらいちばん人生経験豊富で未来から見たら一番若々しい。
・生まれ変わるなら、生きているうちに。
　　　　　　長渕剛『人生はラ・ラ・ラ』より
・徳が集まるところに得が集まる。

[まことさん · 2023/06/25]

Manideさん、おはようございます♪

いいね！たくさんありがとうございます！
Manideさんの本棚にも今、行ってきましたが、Manideさんも森沢明夫さんたくさん読んでいらっしゃいますね！
森沢明夫さんは癒されますよね。
ちょっと漫画チックだったりもしますが…。
もうすぐ手元に届くのですね。
レビュー楽しみにしています。
ハッピーになれるお話です。

[Manideさん · 2023/06/25]

まことさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。
そうなんですよね〜、森沢明夫さん好きなんですよね。

まことさん、あまり森沢明夫さん読んでるイメージなかったので、意外でした。勝手なイメージでした(^^)

漫画好きなので、漫画チック全然OKです。
楽しみです♪

[まことさん · 2023/06/25]

Manideさん、こんばんは♪

森沢明夫さんは、以前に親しくさせていただいていたブク友さん(今は、退会されています)が、読まれていたので、真似して読みました。確かに私の好みとは、少し違うかもしれないです。

早く『ロールキャベツ』届くといいですね！

[Manideさんの感想 · 2023年7月4日]

◇◆━━━━━━━━━━━━◆
1.感想　
◆━━━━━━━━━━━━◆◇
いや〜、よかっです。
物語にスピード感があって、展開が激しかったです。

大学生が主人公の青春小説ですが、キュンキュンする感じも良かったです。

それから、泣けました〜、感動するところが多くて、ジンジンときました。これで泣くのかよっ、と、突っ込まれそうですが、
風香の誕生日のお話は涙がでたな〜(T . T)


冒頭、海がいきなり登場するから、森沢ワールドだな〜と、勝手に文面に出てこない風鈴を鳴らしてしまいました（笑）
そしてら、新海漁港がでてきて、そこなのね、、、と、一人微笑んでました。

読み始めて、すぐに、青春ドロップキッカーズと同じ構成で、ちょっと笑えました。冒頭お話は、よくわからない。(最後まで引っ張ります)
その後は、各人物のお話が展開していく感じです。

NO Book & Coffee NO LIFEさんの本棚で新刊の存在を知って、さっそく図書館の検索をしたら、2番目で、すぐ回ってきました〜。なので、本は新品。それだけで、うれしいです。タイミングがよかったです。ありがとうございます。

お話の中で登場する言葉は、誰かの言葉の引用らしいですが、心に響くものが多かったです。

「過去から見たらいちばん人生経験豊富で、未来から見たらいちばん若々しい。」
「生まれ変わるなら生きてるうちに」
「間違いを犯す自由が含まれていないのであれば、自由は持つに値しない」

新しい自分に向かって、一歩を踏み出す元気をもらいました(^_^)


◇◆━━━━━━━━━━━━◆
2.あらすじ　
◆━━━━━━━━━━━━◆◇
なかなかのボリューム410P
ただし、フォント大きめで読みやすい本です。

新海漁港で、大学生5年が出会い、青春を謳歌していく。涙あり、笑あり、キュンキュンありの作品です。


◇◆━━━━━━━━━━━━◆
3.主な登場人物　
◆━━━━━━━━━━━━◆◇
■チェアリング部メンバー
夏川誠　マック
王丸玲奈　ピンク頭、パン子、ミュージシャン
奈良京太郎　マスター、コーヒー入れるのが得意、誠同居人、医者の息子
長沢智也　ミリオン、誠同居人、長身、黒縁メガネ、めんどくさがり、イケメン、トレーダー
上村風香　ふうか、かわいい、7月27日誕生日
※ど〜でも、いいけど、私も同じ誕生日(^^)

■その他
千鶴ばあ
忠司　アルバイト手配師
石村蓮二　こころ不動産
玉熊太　こころ不動産
笹本　誠クラスメイト
倉持満　教授

■お馴染みキャラ
直斗　イケメンサーファー

■お馴染みの登場場所
新海漁港
龍宮岬公園
シェアハウス龍宮城
コンビニ前の浜
崖の上のヘブン
シーガル　カフェ
岬カフェ　

[まことさん · 2023/07/04]

Manideさん、こんにちは♪

読まれたのですね！
Manideさんは、感激やさんなんですね。
私は読んではいますが、森沢さんの小説で、実際に泣いたことはないんですよ。
だから、Manideさんにも、森沢さんぽくないって見抜かれたのかもしれません。
でも、森沢さんの小説は、癒し効果があることは確かなので、また読むと思います。

[Manideさん · 2023/07/04]

まことさん、こんにちは。

早速読みました〜
サクッと読めて良かったです〜

感激や、いいですね（笑）
「感激や」の響きが好きですが、よく「単純だね」と馬鹿にされてます(T . T)

なんで、まことさんが、森沢明夫さんっぽくないと感じたんでしょうね…
詩とか、短歌とか、そういったところから、深淵なイメージがあったのかもしれないですね。

森沢明夫さんのお話は、ザワザワと、深みに引っ張っていそうな雰囲気は出していますが、浅瀬で渦巻いているお話が多い気がします。なので、単純な私にはドストライクなんですよね、きっと(^^)

[aoi-soraさんの感想 · 2024年1月9日]

ザ・青春！
大学生5人の成長物語
夢を描き、または夢に迷い
それぞれが悩みを抱えながらも、自分と向き合っていく

1人では逃げ出してしまうかもしれない
一歩が踏み出せないかもしれない
でもそこには仲間がいる
友の声に耳を傾け、そっと背中を押してくれる仲間が！


全編通して涙腺が緩みっぱなし。
そして名言もたくさんあり、メモに残すのが大変(笑)

一番泣けたのは、おにぎり広場での「農家レストラン」の場面。
……お父さんのおにぎりから
　  お義父さんのおにぎりへ……

みんなの優しさに胸がいっぱい。
なんで、みんなこんなに優しいんだろ。


「この5人の『愛すべき未熟さ』を描きたい！と思った。」
と〈あとがき〉に森沢さんが書いている。
ちょっと不器用だけど一生懸命前に進もうとする5人が本当に愛おしい。
人間はいくつになっても未熟だと思う。
ずっと成長し続けているんじゃないかな。

最後に心に残った言葉をひとつ。
（ホントは沢山あって書ききれない）

『今の自分こそが、過去から見たらいちばん人生経験豊富で、未来から見たらいちばん若々しい』

つまり、今の自分が最強ってこと！
まだまだ人生楽しむぞ！

[Manideさん · 2024/01/09]

aoiさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

いい作品ですよね。
とても感動したのを思い出しました。

キュンキュンは、なかったんですね(^^)

[aoi-soraさん · 2024/01/09]

Manideさん
今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

森沢明夫さん、初読みなんですよ～^⁠_⁠^
素敵な作品が沢山あるみたいですね
少しずつ読んでいけたら、と思います。
キュンは、もちろんあの2人ですよね？
プロローグの場面がきっと…という予感を抱かせるのもキュンですね♡

みんな、相手を思いやる優しさを持っていて、なんて良い人たちなんだ！
と胸が熱くなりました(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠｀⁠)⁠｡⁠*ﾟ⁠+

[Manideさん · 2024/01/09]

森沢明夫さんにハマりそうですね。
ほんと、優しさは大切ですよね〜

厳しい世の中ですが、
優しさに囲まれていたいな〜と、願うばかりです。

[ハッピーアワーをキメたK村さんの感想 · 2023年12月5日]

森沢明夫さんは二作目
前回の『おいしくて泣くとき』と同様サクサクいけました

どこまでもまっすぐなチェアリング部の五人の仲間達の物語
特に何か大きな出来事がある訳ではないのですが、気の合う仲間達と切磋琢磨しながら夢に向かって突き進む姿は、キラキラした青春そのものです

しかし、最近の私には青春モノが刺さらない。。。
まっすぐ過ぎて照れ臭い

チェアリングとは、屋外に椅子を置いて座って、自然を満喫したり、食事やお酒を楽しんだり、音楽を聴いたり、自由に過ごすアクティビティのことです

春になって暖かくなったら、景色の良い所に椅子を置いて、美味しい珈琲を飲みながら心ゆくまで読書がしたいなあ〜

そういえば石村さんって、『おいしくて泣くとき』に出てきた石村君？？

[NO Book & Coffee NO LIFEさんの感想 · 2023年6月13日]

　いや〜青春です！　爽やかですねー。やっぱり森沢明夫さん、期待に応えてくれます。

　就活を控える大学生5人の、自分の生き方を模索する青春ストーリーです。
　5人が急接近して都合が良過ぎるくらい意気投合‥。みんないい子で、あまりにスムーズな関係性の構築に、最初は少々違和感をもちました。
　が、悩みを抱えているのは主人公・誠だけでなく、5人の内面が少しずつ明かされていきます。5人のキャラクターの描き分けもよく、不器用ながらも互いを思い遣り、一歩踏み出す勇気を得て成長していきます。

　当然のことながら、人は誰しもいろいろなことを抱えながら暮らしているわけで、学生ならではの悩みは〝純〟かつ〝ままならない〟ものだと、過ぎてしまえば頷けます。
　誰かが誰かの言葉で支えられ、自分を真剣に考えてくれている人がいると実感できるのは、本当に幸せなことですね。
　小説とはいえ、羨ましい限りの爽やかさ全開の小説でした。

　「自分の人生の脚本は、自分で書き換える」この一文で、遠い過去の記憶を思い起こしました。
　さだまさしの楽曲『主人公』の一節
　♪あなたは教えてくれた　小さな物語でも
　　自分の人生の中では　誰もがみな主人公♪
に相通じるなぁ、と。

[Manideさん · 2023/06/14]

いい人ばかりの方がいいです(^^)
いつか読んでみたいと思います。

[NO Book & Coffee NO LIFEさん · 2023/06/14]

Manideさんも〝いい人〟なんですね^_^

[Manideさん · 2023/06/14]

( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ )

[どんぐりさんの感想 · 2023年11月20日]

とても高評価で気になっていた一冊
青春ストーリー！！ってことで手に取りました



うーん、期待値が高くなりすぎたのか、
5人のキャラもとてもいいのに
なんだか入り込めずでした。なんでだろ。


出来上がってる空気感に馴染めなかったというか
初対面のはずの5人の関係が
じっくり出来上がっていく感じも
味わいたかったというか。

なんかトントントントンーー！！！
って進んでいってしまって
少し置いてきぼりな気持ちだったかもしれません。


でも風香の誕生日のシーンは好きです(^^)
いい設定だし、いいエピソードも
たくさんあるだけに
もっとじっくり楽しみたかったなぁと思ってしまいました。


にしても、チェアリングはとっても素敵！
わたしも是非やりたいー
綺麗な景色の中、
美味しい料理に、美味しいコーヒー

はぁーまたあったかくなったら行きたいな笑

[ひまわりめろんさんの感想 · 2023年6月2日]

またまたやられた！
やられたよ森沢明夫さんのスタンド「ザ・ワールド」に！（DIO扱いか！）

考えてみると森沢明夫さんの紡ぐ世界はいつだって『ロールキャベツ』だった
暖かくて、味わい深く、ふんわりと包み込んでくれる『ロールキャベツ』だった

そういう意味でも（本人が意図したわけではなかったとしても）満を持してのタイトル名だったのではないかと感じました
森沢ワールドの集大成的な

五人の若者たちが、それぞれに抱えた苦悩と正面からぶつかっていく清々しさ
こちらが気恥ずかしさを覚えてしまうような純粋な恋の行方

「ザ・ワールド」の使い手の最新作は、ただただ爽やかで、暖かい気持ちに浸らせてくれたまま、時を止めたくなるような傑作なのでした（決まった）

(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

[みんみんさん · 2023/06/02]

すごい…メロンワゴン財団か(￣▽￣)

[1Q84O1さん · 2023/06/02]

ひまわり師匠、さすが一流のスタンド使い！
読む早さもスタープラチナなみ！
オラオラオラオラオラオラオラオラ…

[1Q84O1さん · 2023/06/02]

実はみんみんさんのワンちゃんもイギーみたいなスタンド使い？

[ひろさんの感想 · 2023年8月11日]

やさしくて、不器用で、ちょっぴり心に傷を負っている。
そんな愛すべき青年たちの青春と成長の物語。

マック。マスター。ミリオン。パン子。風香。
五人ともキャラが濃くて、いいヤツで、もうみんな愛おしい。
それぞれ家庭の事情やかなしい過去を抱えて悩みながらも、自分と向き合い、友だちと寄り添い、未来に向かって突き進んでいく姿が描かれる。
とにかくあったかくて勇気が湧いてくるお話だった。

決してミステリのような大事件が起こるわけではない。
でも、些細なことであっても人の心は動かされるんだ。
その心の変化を丁寧に描いてひとつの物語に落とし込む、それが森沢明夫さんの作風なんだろうな。

作中には素敵なメッセージがたくさん散りばめられている。
「いまのわたしは人生で最強なのよ。」
「自分の人生の脚本は、自分で書き換える。」
人生を変えるのはいつだって、いま、なんだと教えてくれる。

私も学生の頃、将来の夢が持てなくて悩んでいた側なので、マックの気持ちがわかる気がした。
周りに合わせすぎると自分の好きがわからなくなっちゃうんだよね。
自分の好きや得意を知るって大事。ただ、自分のことだと見えにくいこともあるから、そんなときに彼らのように気づかせてくれる友だちの存在は大きいと思う。
夢ってそんなに大きなものじゃなくてもいいんだ。

夢を持つこと。友を持つこと。
やっぱり、人生を彩ってくれるのはいい出会いだと思った。
この物語は主人公含めた5人の他にも、シェアハウスの大家の千鶴バアや不動産屋の社長とか、ほんとに皆いい人たちばかり。
悩みや苦しみを抱えながらも彼らの青春はキラキラ眩しくて、その後も気になるなぁ。続編が出たときにはぜひ読みたい。

[湖永さんの感想 · 2023年8月7日]

将来の夢もなく大学3年からの就職活動に迷いを感じていた夏川誠(マック)が、「チェアリング」という椅子に座るだけの野遊びに声をかけてもらったのは、王丸玲奈(パン子)と上村風香(風香)だ。　
海を見渡せる崖の際に椅子を置き、清爽な風に首をさらさら撫でられながら遠い水平線を眺めるのは最高の気分だった。
マックが、シェアしている下宿仲間の長沢智也(ミリオン)と奈良京太郎(マスター)も誘って、遊ぶようになる。

このチェアリングのメンバーは、それぞれ複雑なものを抱えているが、お互いに分かり合って少しずつ前に進んでいく。
不安やさまざまな問題もなんとか超えていこうとしている姿に応援したくなる。
将来の彼らはどんな道を歩んでいるのだろうか。
とても楽しみである。

[ひまわりさんの感想 · 2023年8月9日]

心に染みます、ロールキャベツみたいに。
青い空に白い雲、目の前に海、美味しい料理と心許せる仲間。心がほっとする。
誠、ミリオン、マスター、パン子、風香。
みんなそれぞれ悩み葛藤して自己を見つめて、自分を知る。そして自分の生き方を見つけていく。
自分の人生の脚本は、自分で書き換える！
だっていまの私は、人生最強なはずだから。

日本の貧困について触れており、共助の大切さを感じる。自分が無理なくできることをするということ。
秋になったら、チェアリングに挑戦！！

著者プロフィール

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー。『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』『癒し屋キリコの約束』『きらきら眼鏡』『大事なことほど小声でささやく』等、映像化された作品多数。他の著書に『ヒカルの卵』『エミリの小さな包丁』『おいしくて泣くとき』『ぷくぷく』『本が紡いだ五つの奇跡』等がある。

「2023年 『ロールキャベツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」