- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198906894
作品紹介・あらすじ
ラインハルトと貴族連合軍の戦いは終焉を迎えた。だが、新たな風雲が宇宙を巻き込もうとしていた。中立を保っていたフェザーン自治領主・ルビンスキーが帝国側に与することを決めたのだ。帝国に潜入して皇帝を誘拐し、同盟に亡命させるという彼らの陰謀にラインハルトは同意した。微妙な均衡が崩れつつあることに気づかず、皇帝を受け入れる同盟。そしてついに、ラインハルトは同盟に向けて宣戦を布告した。
感想・レビュー・書評
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今まで背景としてしか語られなかった歴史に焦点を当て、小説世界にさらに厚みが加わった。
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フェザーンが鍵。
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絶対的な善悪というものは、実際には存在しない。時と場合によって、簡単に動いてしまうもの。重要なのはそのバランスをとることだと、村上春樹もいっていた。民主主義と専制主義においても、たぶん同じで、どちらが絶対正義なのかというのは、たぶんない。
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幼帝誘拐事件からラグナロック発動、イゼルローン要塞攻撃、フェザーン占領など見所はたくさん(笑)ユリアンを奪われてしまったヤン(--;)みんなユリアンよりヤンが心配って感じ(笑)メルカッツも銀河帝国正統政府に持っていかれて(--;)この辺りからミュラーなど帝国軍の将帥が目立ち始めるのはいいな(笑)
1997年7月10日初読
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まさしく『策謀篇』でした。次巻に向けての布石というか、煽りというか…
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ロイエンタール対ヤン。熾烈な戦いが続く。
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ノベルズ版を図書館で借りて読んだ。歴史に翻弄される人々。