エサウ: 封印された神の子 (徳間文庫 カ 7-1)

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (637ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198913175

作品紹介・あらすじ

ヒマラヤの秘峰で発見された原人の頭蓋骨。旧約聖書の人物にちなんで「エサウ」と名づけられたその化石は、ヒトの起源を根底から覆すものだった。世界的登山家ジャック・ファーニスと古人類学者ステラ・スウィフトの一行は、エサウの正体を求め、ヒマラヤの最奥地へと旅に出る。しかし、彼らがそこで見つけたものは、人類の未来を脅かす恐ろしい秘密だった。神の視点で描かれた傑作冒険ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人だから・・というのは理由としてお粗末だけれど「エサウ」の意が読後、調べて分かる。「赤く、毛深い」事の意・・≪旧約聖書≫に登場する伝説上の人物、父はイサク、母はリベカ・・兄である彼は弟ヤコブの踵を掴んで生まれて来た。

    で、作品は登山を足場にした「科学的ミステリー」にしたかったのだろうが、20数年前の時間を差っ引いてもあまりに、面白さに欠ける。サスペンスでもなく、古代ロマンでもなく、中途半端にチベットと中国の紛争を練り込み、宗教色の為に僧を引っ張って来て論理の蘊蓄を展開する

    雪男伝説奈良アニメチックにスルーさせるけれど「イェテイ」に倫理観を持たせ、ヒーローヒロインの恋愛カップルのC級海外ドラマだった。

  • 2016/10/22

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著者プロフィール

フィリップ・カー(Philip Carr)(1953-2020)
フランス、モンペリエ大学名誉教授。著書に Phonology(Macmillan)など。

「2021年 『新版 英語音声学・音韻論入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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