「横濱の風」殺人事件 (徳間文庫 よ 6-26 四季の殺人 夏)

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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198920845

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  • 「ぼくは母親を殺したかもしれないし、そうでないかもしれない」十五歳の中学生は、港の見える丘公園で殺された母のことで、警察に大胆な挑戦状を叩きつけてきた!大人に猛烈な敵意を抱く少年の心に、朝比奈耕作は風を吹き込めるか。

  • 「ぼくは母親を殺したかもしれないし、そうでないかもしれない」十五歳の中学生は、港の見える丘公園で殺された母のことで、警察に大胆な挑戦状を叩きつけてきた!大人に猛烈な敵意を抱く少年の心に、朝比奈耕作は風を吹き込めるか。

    「ぼくの犯罪を暴けるものなら暴いてみろっていうんだ!」母親殺しの嫌疑を自ら認めた中学三年生善田良和の強烈な挑戦状を叩きつけられた朝比奈耕作は、その筆跡に込められた怨念の深さに事件の果てしない闇を見た。風の強い七月のある日、横浜の「港の見える丘公園」フランス山の中腹で発見された主婦の死体。喉に突き刺さったままのナイフは死者のひとり息子・良和のコレクション。しかし、少年には微妙なアリバイがある。それは巧妙なトリックで支えられたものなのか。姓名に「善良」の二文字を与えられ、模範的な人生を強要された少年の心の迷路を朝比奈耕作が探る!「四季の殺人」第二弾。

  • 母を殺したと出頭してきた少年。<BR>
    朝比奈耕作は少年から自分の犯罪を暴いてみろと挑戰状を叩きつけられる。<BR>
    果して事件の謎は、そして少年の心理は・・・<BR>
    <BR>
    最後まで一氣に讀みすすめてしまつた。<BR>
    <BR>
    2004年7月27日讀了

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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