春風そよぐ―父子十手捕物日記 (徳間文庫 す 13-2)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198921859

感想・レビュー・書評

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  • 父、御牧丈右衛門を付け狙う腕利きの若い浪人は、父が同心時代にあった事件に関係があるらしい。

    事件は次から次へと、重なる。

    哀しみ誘う物語も、ただ痛快なだけの捕物帳とは一味違い、読ませる!!

  • お春が懐いている理由がわかっても、そりゃ言えないよね。

  • 父子十手捕物日記シリーズ2巻、前巻から同心を隠居した丈右衛門を執拗に命を狙ってくる若い浪人が、十六年前に関わった事件に絡んでいることを悟った丈右衛門、それは文之介の幼なじみで想いをよせているお春にも関わりがあるため、浪人の正体を文之介に伝えずにいた。父を助けた文之介は、浪人の遣う恐るべき秘剣から探ろうとするが…。身投げしようとしていたお知佳母娘の世話をするうち、お知佳に好意を持つようになった丈右衛門だったが、気持ちを伝える前に夫が迎えに来てしまう。その夫の人相の影を危ぶんで…。2014/6/12読了分。

  • デキブツの親をもつと苦労をする
    親子刑事って作品がありましたが、今のところは
    文之介の成長譚です・・・親への刺客は逆恨み
    予想通り!

  • 父子十手シリーズ②
    ①で丈右衛門を狙っていた浪人の正体が分かる。

  • L 父子十手捕物日記2

    前巻で謎だった若浪人とお春の謎が解決。父丈右衛門が想いを寄せるお知佳の謎はなんてこともなく元サヤ。文之介と勇七の掛け合いは相変わらずだけど、どーも下衆なネタが散りばめられていて、なにこれ?オヤジ好み?とおもってしまう…。

  • お父さんを狙っていたものの背景がこの巻でわかります。
    主人公の文之介は、前回その輩と対峙してから剣さばきが変わってきていい感じです。
    仕事のほうでは相変わらず少々ずるい先輩に手柄を横取りされたりしてますが、そのうちうまくいくことでしょう。

  • 文くんと勇くん、いいなぁ…!

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著者プロフィール

鹿児島大学理学部教授

「2008年 『攪乱と遷移の自然史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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