金融探偵 (徳間文庫)

著者 : 池井戸潤

• 徳間書店 (2007年7月15日発売)

感想・レビュー・書評

[taka-ikedaさんの感想 · 2018年11月18日]

金融探偵 (徳間文庫)

[machinobuさんの感想 · 2018年11月1日]

元銀行員で、失業中の大原 次郎(おおはら じろう)をテーマにした短編集、7編。持ち前の金融の知識やスキルを活用し、様々な難題に挑むストーリー。

それぞれ個性的ななストーリーで、人探しやミステリー、オカルトチックなものと、多彩な分野に跨りますが、それぞれが短い内容ですので、容易に池井戸ワールドが楽しめます。
良書。

[マッチさんの感想 · 2018年10月22日]

池井戸潤お得意の銀行関連の短編集。さすがです！一気に読める。細切れの時間を有効に使うのには最適。

[hori2221さんの感想 · 2018年9月8日]

面白かった。
レビューを見ると低評価の印象だったので、期待していなかったが、そんな事はなかった。
十分、池井戸潤さんらしい作品。
シリーズの続きが読みたい。ドラマも見てみたいものだ。

[ぱちりくんさんの感想 · 2018年7月13日]

短編集ということを差し引いても、主人公の大原次郎が淡々と事件や謎を解決していくお話。次郎自身のキャラが薄いためか、それぞれのお話が面白くないわけではないのですが、あっさりした印象のみ残りました。

[キョウヘイさんの感想 · 2018年4月13日]

特に金融探偵ではないなと思いました。島崎藤村の話はロマンがあって良かったな。救いのないラストが多いなー。いまいち。

[yuuyomさんの感想 · 2018年3月17日]

元銀行員の主人公。職探しの合間に金銭トラブルの相談に乗ったことから始まるミステリの連作。あんまり金融に関係ないミステリもあるけれど、やっぱりお金の動きから全体を読み解いていくものが面白い。

[まるさんの感想 · 2017年11月14日]

今年16冊目。

[take9296さんの感想 · 2017年11月6日]

失業中の元銀行員・大原次郎は、再就職活動中に金融絡みの難題について相談を受けた。これまでの経験と知識を生かし、怪事件を鮮やかに解決していく。出納記録だけの謎めいたノートの持ち主を推理するスリル満点の「誰のノート?」他全七篇。ミステリー連作集。

物語のスケールが大きいものがあったりして、そこは読ませるが、全体的には今一つ。

[san33さんの感想 · 2017年11月2日]

あんまり…金融でもないし、探偵としてもどうよって感じで…

著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版　BT’63（下）』 で使われていた紹介文から引用しています。」