- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198932374
感想・レビュー・書評
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土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送で紹介されたテレビドラマのノベライズ。
『室蘭市に核弾頭が落ちた』という東都テレビのニュース速報でパニックを起こしたらしい初老の男が轢死した。
だが、このニュース速報は、誤報。
ニュース速報を報じた局内の関係者は責任をなすりつけあい、隠していた恥部がさらけ出される。
いったい誰が「ニュース速報を流した」のか?
報道フロア内での事件なので「クローズド・サークル系」のミステリーになるでしょうか?
章によって複数の登場人物視点で書かれるためちょっと判りづらいです。
これも記述トリックと言えるかも・・・。
ノベライズとしては面白かったです。
☆4つ(3.5)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマの結末が曖昧だったのでラストだけ確認するために流し読み。
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フジテレビNEXTで放送された同名ドラマのノベライズ版。
深夜のテレビ局報道部で働くADの元に「室蘭に核ミサイルが落ちた」とのメールが入る。
ガセネタだと思って室蘭に問い合わせると何処にも繋がらない。慌ててニュース速報を流そうと準備も、やはりガセと判明……ところが、画面にはそのニュース速報が流れてしまっていた。
脚本家の君塚良一さん曰く、「24」や「LOST」のようなアメリカの連続ドラマのように伏線を張って回収しないようなドラマを作ってみたとのことで、TVドラマ版は個人的にはものすごく気に入っている作品なんですが……
うーん、ノベライズ……ノベライズ……なんというか、TVドラマの脚本をそのままダラダラと文章にしましたというような作品。
TVドラマを見ているから状況は分かるのですが、小説として読むならどうだろ? これなら、台本をそのまま出版した方が良かったんじゃないでしょうか?
TVドラマ版に存在しない10話、ザッピングされている11話を読むという種明かしみたいなところもあるのですが、ちょっとがっかりな作品でした。 -
ドラマの方が気になってて、
購読。ちょっと都合よすぎて、風呂敷広げ過ぎではなかろうか?
ドラマとは結末が違うらしが… -
幻の第10話収録、11話の証言も編集なし。
ドラマの答え合わせができてやっとすっきりした。
単体で小説として読めるかは疑問だけど。