人間臨終図巻3<新装版> (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
4.03
  • (9)
  • (16)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 235
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198934828

作品紹介・あらすじ

荘厳、悲壮、凄惨、哀切、無意味。本書のどの頁を開いても、そこには濃密な死と、そこにいたる濃密な生が描かれている。稀代の名著。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 手元に置いておきたい本です。
    通読するよりも気になる人の部分を読む。

  • Ⅰ卷、Ⅱ卷だと、殺人など死因に富んでいるが、さすがにⅢ卷にもなると、殆ど病死ばかりで変化に乏しくなるのは仕方ないか⁉︎ともあれ傑作という語が実によく当てはまる。

  • "65歳から76歳まで。これは、亡くなった年齢。死に方も100人いれば100通りの死に方がある。だんだん、何かをきっかけに身体が良くなるという記述が多くなる気がする。死を迎えるにあたり、いろいろなことを思いあぐねても、なるようにしかならないということとさとる。死して屍拾うものなし。
    3巻の解説は、三浦しをんさん。「舟を編む」を書いた人。"

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)19

    ありとあらゆる有名人の死に方。
    ※リストにあるのはおそらく2001年3月版(徳間文庫)。

  • 新装版全4巻のパート3で、
    「65歳~76歳で死んだ人々」の死に様を列挙。
    筆名ウィリアム・アイリッシュこと
    本名コーネル・ウールリッチが寂しい晩年を迎えていたとは
    知らなかった(泣)
    小学生のとき、図書室に
    高学年向け翻訳版の海外推理小説シリーズが並んでいて、
    『黒衣の花嫁』『恐怖の黒いカーテン』『幻の女』などを
    貪り読んだことを懐かしく思い出した。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2011年 『誰にも出来る殺人/棺の中の悦楽 山田風太郎ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田風太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×