警視庁公安J ダブルジェイ (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 154
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198945640

作品紹介・あらすじ

大重版
人気シリーズ最新刊!
謎多き公安捜査官・純也の過去が
ついに暴かれる!

外務省の役人が殺された。プロの犯行だった。極秘に捜査するエリート公安捜査官の小日向純也は、被害者の上司の不審死を知る。二人は、自衛隊の南スーダン派遣に関わっていた。そこが事件の真相に迫る鍵なのか。純也が事件を深追いすると、自身の出自が記載された国家機密でもある通称・Jファイルが、他にも存在していると知る。まさかもう一人のJが! 国家の陰謀が純也を追い詰める。


警視庁公安Jシリーズ
①警視庁公安J
②マークスマン
③ブラックチェイン
④オリエンタル・ゲリラ
⑤シャドウ・ドクター

感想・レビュー・書評

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  • 並行する他の作品のヒーローが出しゃばることもなく本来のJが戻ってきた!事件の背景は哀しいものだったけど、スケールの大きいストーリー展開は健在でファンには嬉しい作品でした。

  • 前半から半ばにかけてはテンポよく読んだ。
    結末が分かった時点で何故か失速してしまった。

    和知のキャラクターが好き。
    次はもっとからんでくれるといいな。

  • 10月-15。3.0点。
    外務省の役人が殺害される。プロとも言える手口に、捜査する小日向たち。。

    ダブルJという題名だったし、宣伝文句が「純也の過去」だったけど、別物だった。ストーリーとしてはしっかりしていたので、普通に面白かった。

  • 自衛隊の海外派遣をテーマにしたストーリー。
    小説の中の出来事とは思えない、リアルな内容。
    公文書の改竄、廃棄、記録を取らない。公文書の定義を歪曲して、私文書とする現政権ならやりかねない。
    痛みを知らない政治家は恐ろしい。

  • なんか、今ひとつ大ピンチ感が無かったかな

  • このシリーズは、面白い。
    Jは、ダークヒーロー?
    他のシリーズともシンクロしているので
    それの関連も楽しめる。

  • 相変わらずの、財力に物を言わせた力業で解決してしまう本作。
    最後に守られた命と、切り捨てた命の選択には、主人公のキャラと照らし合わせても、腑に落ちない気がしたが、これも諸々ひっくるめた主人公の葛藤の一つなのだろうか。
    かつて殉職した部下の息子が少しずつ登場し始めて、早くチームの一員にならないかな、という楽しみを持ちつつ、次回作を待つ。

  • 最後悲しかったし、辛かった。
    湯島に矢崎さんまで加わってしまった(笑)絆の方に矢崎さんも登場するのか?!

  • タイトルの意味を知るとやりきれないものになる
    (本編を読めば分かる)
    鬼っ子こと公安部長を脅しながら、やりたい放題で趣味的に正義を剣を振るう小日向純也
    (上司なのに・・・)
    この作品にはKやQと派生したソレゾレのシリーズが広がっています
    だもんで、Jこと小日向純也分室長はKシリーズの藤堂(実は純也は大家として持ち部屋に住まわせています)を手が足りないといって見張りに使います(報酬は家賃一か月分タダ)
    おのやり取りがワチャワチャして少女漫画にでもなりそう

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著者プロフィール

鈴峯紅也
一九六四年千葉県生まれ。ライター歴二〇年ののち、二〇一五年十二月に『警視庁公安J』で警察小説の作家としてデビューし、たちまち人気を博す。主なシリーズとして「警視庁公安J」シリーズ、「警視庁組対特捜K」シリーズ、「警視庁監察官Q」シリーズ、「警視庁浅草東署Strio」シリーズがある。近著は『警視庁公安J クリスタル・カノン』。

「2022年 『パーティーゲーム 警視庁組対特捜K』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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