アニマル・スイッチ (キャラ文庫 い 3-6)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 48
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199001154

作品紹介・あらすじ

勝ち気でケンカっぱやい健の親友は、幼なじみの京一。知的で穏やかな京一のそばは、健にとってとても居心地がいい。でも、京一には密かな弱点があった。それは、怒りが頂点に達すると人格が豹変すること!ある晩公園で、健は数人の男達に襲われてしまう。危機一髪で健を助けたのは、"変化"した京一。健はケモノのように荒々しい京一に抱きしめられ-?!恋は途中で止まれない。学園ラブ・スクランブル。

感想・レビュー・書評

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  • 例の如く昔ジャケ買いしたものの再読。
    飼い主と番犬のお話。どちらがどちらかは・・・そこが楽しい。

  •  って、微妙にこのあらすじ、論点ボケてる気がするんだけど……。
     えーっと、健と京一はちょっと微妙に変則的な幼なじみで、その二人は、健のケンカっぱやいのも手伝って、「何でも解決屋」みたいなことをやっている。
     そこに、京一の初恋の相手である少女が、依頼を持ち込んできた。
     少女を見て、表情を帰る京一に健は自分の心の中に奇妙な違和感を覚えるが……。
     ストーカーに合っている、という彼女の訴えに、この依頼を早く終わらせたかった健は一人で相手のクラスメイトでもあった男に掛け合いに行くが、そこで、男はストーカー被害にあっているのは自分のほうだと訴える……。
     そのことがきっかけで次第にすれ違っていく二人の心は……。
     というのが、話の本筋のような気もします。(苦笑)
     勝手に書いてみました。

     まぁ、面白かったよー。
     もうちょっと京一が変化してしまう理由っていうのがドラマチックだったら、更に面白かったとも思いますが……まぁ、贅沢かな。
     挿絵キレイだし……。

     というわけで、点数は60点……。
     最近ちょっと、厳しいめかも……。

  • 勝ち気で喧嘩っ早い健の親友は、知的で穏やかな幼馴染みの京一。そんな京一には、怒りが頂点に達すると人格が豹変するという弱点があった。
    お互いを繋ぐ関係を友情と信じ込もうとしている二人の、焦れったい恋愛。

  • 高校生モノが読みたい!と思いながら夏乃さんのイラストに釣られて購入。
    展開はそこそこ王道な感じでよかった★★
    健と京一の距離感の動きが心理変化と比例したりしていい感じ。
    幼馴染の女の子の登場に、いろいろ動揺する健が可愛かったかなー。
    本当にこの女の子が悪人だと思ってひたすら読み進めてたよ。
    途中で出てくる優等生の…名前忘れた(おいっ!)
    の策略にまんまとはまった感が満載ですね。
    アニマルスイッチというタイトルだけに、いろいろとあらぬ妄想を抱えながら読んでたのですが
    まぁ、ぶっちゃければ京一がキレると手に負えなくなって
    それを健が抱きしめることによって正気に戻すということみたいです。
    なんかこう、面倒見られてて実は健が飼いならしてる(?)感が…

    キャラ文庫は想いが通じ合ったあとにおまけのように
    例のシーンがあるという造りがいいです。
    ただそれだけの小説が苦手なので…

  • 幼馴染。高校生。学園もの。
    面倒見のいい高校生×喧嘩早い高校生。
    解決屋を営む二人、ある日攻めの初恋の少女が相談してきて。
    なんか面白くない受けは。

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