- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199005664
感想・レビュー・書評
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頼りなさそうだけどやっぱり大人な七尾と、大人に見えるけどまだまだ子供な波頭。どちらが大人か分からないそんな2人のやり取りが楽しい。波頭にとって七尾の店や家は、素の自分を出せる場所なのかも。と思った。全く子供っぽくない息子涼真が、今後どう変わっていくのかも想像すると楽しくなった。
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キライではないが、これといって何かあるわけではない。
ただ、波頭の虎視眈々と狙っているのがあまりがつがつしなくて爽やかで新鮮でした。 -
「おまえはすでにオヤジだ」と言うセリフが納得できるほどこまっしゃくれた小学一年生が挟まった段階でどうなのかなぁって思ったんだけれど、これがいいスパイスでした。
当人同士の不器用すぎる恋愛はもどかしかったけど悪くはなかったかな。 -
名門校の高校生×古書店店主(子持ち)
万引き犯と思って捕まえた高校生は無実だった。
お詫びに家で食事をごちそうし、その後もずるずると古書店兼自宅に入り浸るようになった波頭。
万引き犯に間違えただけでなく、息子の危機を助けてくれたり、稀少本を手に入れる手助けをしてくれたり。どんどん負債ばかりが増えていく涼介。
波頭のために、お礼になにかしたいと言う涼介に「俺のこと好きになってよ」と波頭はキスをしてきて・・・。
ぼんやりまったりした涼介にしっかりモノの涼真親子もイイですし、しかも「貧乏」!!あー、もうなんか雰囲気が目に浮かぶ~。
ちゃぶ台と仏壇のある狭い畳の部屋の向こうにちょっとホコリっぽい古書店に、デブネコを抱いたぼんやりした古書店主・・・・。
そういう話です(笑) -
高校生×男やもめ・古書店主
木下先生のイラスト効果もあり、ふんわりしたお話で可愛かった。
店主の高校生への気持ちの変化(気持ちに気づくのが)がやや急かなとも思ったがまぁそこはBLだから、ということで。笑 -
一穂ミチさんの『Don't Touch Me』(未読の後半しか読んでないので本棚リストには入れてない)と連続で読んだら…どちらにも医者じーちゃんが登場したな。
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高校生×子持ち。一回り以上離れてます。この波頭くん、涼介より全然大人だなーと。涼介は頼りないし潔くないし(苦笑)涼介の息子・涼真がまた、めちゃめちゃしっかりしすぎてて(笑)言葉遣いとか、本当に7歳児か!と(笑)父親と波頭との関係に、気づいてるような感じだし、最初の頃から波頭が父親狙い(笑)なこと気づいてたっぽい意味深なことを言うし!この子の将来がすごく気になりました(笑)
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まったりしたお話。