恋愛前夜 (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199006432

感想・レビュー・書評

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  • とにかくヤコ先生

  • 幼馴染もの。

  • 幼なじみと普通。
    あとがきに果たしてこれで楽しんでいただけるのかとあったけどいやもう十分に楽しめました♥
    きゅんでした♥
    安定の凪良ゆうです。
    続編の求愛前夜も今から読むー!

  • 凪良先生、漫画家モティーフ書いてたんだな…なるほど…
    このときも月9しながらもラブコメの文法に則った古き良きBLって感じだったんだな…なるほど…
    トキオが読んでるのはあれ山本文緒の「アカペラ」やんな??
    マジで好きなんだな、凪良先生…地獄オブ地獄…

  • 幼馴染のトキオとナツメのお話。
    トキオは漫画家をめざし、ナツメは陽キャグループで持てる男。
    隣同士、共に父子家庭・母子家庭で育った二人は
    高校時代家を出て電車にのるまでは一緒にすごしていたけど、
    電車にのったら別々にすごしていた。
    しかし、ナツメはそのグループ内で立場が逆転し陰湿ないじめを受けるようになっていた。
    しかし、恥ずかしくて言えない。
    それに気が付いたトキオが相手に暴力をふるい、学校を退学することとなった。
    漫画を書くのに学歴は必要ない。
    そのころ、トキオは幼い頃から、ナツメにもっていた秘めた想いをナツメに知られたため
    到底受け入れてもらえないつらさもあり上京することにした。
    最後の夜、二人はトキオの「最後に1回だけ」の願いをかなえることにして・・・・。

    1年少したって、ナツメは高校を卒業し、トキオのいる東京に向かう。
    トキオの想いに応えるために。
    だが、漫画家のアシスタントをしつつ漫画家としての道がひらけたトキオには・・・

    っていうお話です。

    なんかね~めっちゃ面白かったんだよね。
    読了後、ちょっと巻数多めで、あんまりエロシーンのないBL漫画を読んだ気分。

    もう一つ「求愛前夜」というのがあるんですが、
    この話の続編だと思ったら、そちらはスピンオフのようです。
    でも、この「恋愛前夜」にでてくる、あのキャラの濃ゆい人の!!
    次、それを読もう!

  • 『ダ・ヴィンチ』凪良ゆう特集、読者アンケート番外編!私の好きな凪良作品のこのフレーズ | ダ・ヴィンチニュース
    https://ddnavi.com/news/774346/a/

    恋愛前夜 | Charaの本棚
    https://bookshelf.chara-info.net/chara-books/2179/

  • 小学生で出会って中学、高校と共に成長し、互いの気持ちに気がついていく過程が丁寧に描かれています。なにかとつっかかってくる秋元にはイライラ。でも、「隣の猫背」での展開があるからこそ「恋愛前夜」でのナツメの気持ちがとても切なく、展開が気になって一気に読み進めてしまいました。

  • 幼なじみでお互いのことをよく分かっているのにすれ違うナツメとトキオ。大切にしているからこそ、自分の気持ちを言うことが出来ない2人が悲しかった。だから離れたいと思ったトキオと、それでも一緒にいたいと思ったナツメ。正反対の結論だけど、両方とも理解できる。「友達」としての2人を見ても、お互いのことがなくてはならない存在だったのだろうな。と思った。

  • ドラマやマンガにありそうな王道なお話。BLだから違うのかそれとも凪良さんの力なのか、最初から最後までギュッと掴まれた話でした。
    特にキャラクターが秀逸。話は受であるナツメ視点のみだけど、そこから見える攻のトキオ、トキオの彼氏のヤコ先生。それぞれの関係性も含めてどのキャラも非常に魅力的。ナツメへの嫉妬と不安をあっさりと口に出してしまうヤコ先生も、そんなヤコ先生を人間として好ましく思ってしまうナツメも、そして表面的には自分の気持ちを一切出そうとしないトキオも、みんなみんな可愛らしく未熟で愛おしい。
    話の流れはとてもシンプルで作者曰く『普通』。だけど何度読んでもあきさせない普遍的な面白さと、青い恋の甘酸っぱさにときめきました。当て馬というポジションがふさわしくないヤコ先生のスピンオフも、早く読みたい。

  • すっごい遠回りな幼馴染BLだった!結構序盤から両想いの雰囲気なのに、物語の9割方擦れ違いだった。
    ヤコ先生いい人なんだけど、メインカップル至上主義としてはちょっとうざ・・・。
    くっつくまでの道のりが長すぎ。

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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