- Amazon.co.jp ・マンガ (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199503856
作品紹介・あらすじ
ヒトミ先生は、優しい瞳と巨乳が魅力のモノアイ養護教諭。性別不明の助手・樹くんとふたり、心と身体に悩みを抱えた生徒たちを、いつでも温かく迎えてくれます。そんなヒトミ先生の保健室にやってくるのは…長舌系女子にゾンビ系女子、巨躯系女子に透明系女子…といった生徒たち。ヒトミ先生の大きな瞳が、彼女たちの「人と違う」苦しみを救います! COMICリュウが禁断の扉を開いてお届けする新ジャンル、早くも話題沸騰中!!!
感想・レビュー・書評
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単眼なんて絶対無理!妖怪とかそういうのは気持ち悪い!!
っていう人でも安心して読めるよ、何故ならヒトミ先生は人間だから。
でもそもそも単眼が気持ち悪かったらそりゃあもう諦めるしかないな。
中学?高校?よくわからないけど、学校の保険の先生であるヒトミ先生の元には
不死身の子、透明人間、巨躯、短躯等々様々な身体的特徴を持つ生徒が
お悩み相談にやってくるけれども、妖怪などのたぐいではなく全員人間。
1巻の時点では明確な説明がなされていないけれども
どうやらこの世界の人間は、思春期を迎えると
第二次性徴とかそういう一般的な体の変化の他に
単眼になったり、足が4本になったり、トカゲの尻尾が生えてきたり
そういう妖怪じみた変化が現れるようだ。それが当たり前の世界のお話。
そう、ただの個人差。
それでも、単眼用メガネの種類が少ない事に嘆いたり
2種類ある単眼用メガネを数十分かけて選んだり
3D映画は単眼じゃ楽しめない!という悲しい主張をするヒトミ先生が可愛い。
トーンを使わずに描き上げた白黒の世界はセンスを感じるし
何よりもこの少し不思議な世界観と非常によくマッチしていて、眼福。 -
フェティストの祭
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目ん玉が飛び出るほどに面白い
隻眼ヒロインは今までいたが、単眼ヒロインは初じゃなかろうか?
面白可笑しさと真面目さ、そして、エロさのバランスが絶妙
また、ネーミングセンスや、『言葉戯び』にも高いセンスを感じられた
みんな違って、みんな良い、そんなごく当たり前の事に納得できる
私と同じで、『セントールの悩み』、『モンスター娘のいる日常』、または『足洗邸の住人たち。』のごった煮感のある、独創的な雰囲気が嫌いじゃない読み手には、どストライクになる事は間違いない
どの娘も可愛いのはもちろんなのだが、その可愛さは、ヒトミ先生の真摯なアドバイスを素直に受け止めて、自分だけの悩みと向き合う心の強さが外見に影響しているのだ、と私は考える
個人的に一推すのは、富士見さん
でも、この作品内で最も好きなのは、親身さと自分の性癖がどっちもブレずに両立している多々良先生
タバコがよく似合う、大人の男ですw
奇形(と言うと語弊があるかも知れないけど)なのは女子だけなのかな? 多々良先生みたいに、私たちとは違う身体構造の男子がいるのなら、ヒトミ先生の所に相談に来て欲しいな。恋愛感情が高まると髪の毛が炎になっちゃう、石化の能力を持つ目をコントロールできない、異性が近くにいると空間まで切っちゃうほど鋭いドラゴン型の翼が勝手に広がってしまう、みたいな悩みを抱えている青少年を希望
しっかし、ここまで書いて、しみじみと思ったけど、ホントに徳間書店から出る漫画は、私的に当たりが多いなぁ。目が利いてて、舌が肥えている編集さんが多いのかな? -
こいつぁスゲェ漫画だ!!!!!