寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下) (Charaコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 478
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199608759

作品紹介・あらすじ

愛ってそういうものなんだって、腑に落ちてしまった――

アウラを襲った犯人が見つかったらしい!?
ジーンに首筋を噛まれ、学園の吸血鬼の秘密を知ってしまったユキ。
それは、吸血人類との間に課せられた、あまりに切なく愛おしい恋の顛末だった。
俺たち人間は、愛さないということでしか彼らを幸せにできないのか――
ユキは、己の中に芽生え始めていたジーンへの気持ちに蓋をしようと決意して…!?

肌に喰いこむ牙の感触が、言葉よりも雄弁に愛を囁く――人間と吸血人類の、種族を超えた真実の愛の物語!!

感想・レビュー・書評

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  • 生徒の憧れの的な代表監督生吸血鬼ジーン×誰ともつるまない学年トップの奨学生ユキ

    しっかり考えちゃう触れたら壊れそうで繊細な絵とお話。この下巻で完結。

    パベルがアウラの記憶を取り戻そうと何度も恋を繰り返す様と忘れてしまうと知っていたアウラが自分に向けて長い長い手紙を残していたところは苦しすぎて涙がボロボロでた。
    まさか先生が人間だったとは思わなくて、ヒェ~~~と声を上げた。そういう設定めっちゃ好き。スピンオフ欲しい(切実)
    同胞こそ裏切り者には風当たりが強い種族に強く立ち向かうジーンがなんともイケメンすぎて鳥肌が立った。自分の人種と自ら向き合っていける未来を作れて幸せになれてオタクはとても嬉しい、、、ほんとよかった、、、、、、

    登場人物たちが人種を超えて愛とは何か考え苦悩するのが伝わるしんどいけど感動するとても良い作品。

  • 英国の全寮制寄宿舎に留学した勉強一筋の日本人少年が、代表監督生に気に入られ、彼の秘密及び学園全体の秘密を知る話の下巻。吸血鬼とその運命の相手に強い絆がある、いう設定は最近結構多いように思うけど、吸血鬼の属性によって人間の相手に与える影響が違う、というのがちょっと新しいかも。基本爽やかな話だったので、気持ちよく読めた。

  • シリーズの下巻、ここで完結。
    上巻ではここまでパベルとアウラがメインになるとは思ってなかった。むしろジーンとユキより哀しいカップル。でも、二人とも頑張って成就しようとしてるところに涙出ちゃう~。
    後半ではちゃんと、ジーンとユキも想いを遂げることができてたので、良かったです。

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