生涯学習と図書館 (青木教育叢書)

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  • 青木書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784250910425

作品紹介・あらすじ

図書館がなぜ「生涯学習の中核的施設」なのか、それは従来の図書館活動とどう異なるのか。いま推進されている生涯学習政策を市民の読書権の保障、子どもの人権などの視点から検討し、ライフサイクルにおける図書館の意味と役割を追求する。

感想・レビュー・書評

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  • 初心に帰る。
    塩見先生の本。

    巻末の対談、「地域文化の創造と図書館」がよい。
    今と何も変わらない、つまり原則は一緒ということ。
    「つまり、図書館の集会・行事は貸出が基盤ですから、貸出をしっかりやればやるだけ、多様でいろいろな形の集会・行事が発展してくる」
    図書館の基本的な役割をしっかり果たして上で、行事や集会をやる、という姿勢がはっきりしている。
    「貸出サービスを中心において、市民がいつでも気軽に出入りができる雰囲気をどうつくっておくかということ」と。

    「貸出」というとすごく狭いイメージだけれど、ここには選書もレファレンスも、整理も、除籍も入ってくるのだ。

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著者プロフィール

大阪教育大学名誉教授。
著書に、『知的自由と図書館』(青木書店)、『日本学校図書館史』(全国学校図書館協議会)、『学校図書館職員論』(教育史料出版会)などがある。

「2022年 『公立図書館の思想・実践・歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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