ハッピー・クローバー! (読書の時間 11)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 90
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251044815

作品紹介・あらすじ

あおばはサッカー好きな活発な女子。でも美容師の母から「女の子はかわいい方が得」と言われベリーショートにしてもらえません。そんなあおばが転校生の風花ちゃんとダウン症の姉・実里ちゃんと仲良くなり、少し考え方が変わります。障がいがあってもなくても、背が高くても低くても、みんなそれぞれが自分らしい素敵なクローバーなんだよ、というメッセージが伝わる物語です。

感想・レビュー・書評

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  • 3月21日は世界ダウン症の日!世界中のダウン症のある人による発信や、注目のチャリティーグッズ、日本でのイベントの様子を紹介。みんなで「インクルージョン」について考えよう【LITALICO発達ナビ】
    https://h-navi.jp/column/article/35028615

    ハッピー・クローバー! (読書の時間 (11)) :高田由紀子/ゆうこ - あかね書房
    https://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251044815

  • 図書館本。小3、4年生向き夏休み推薦図書。ステレオタイプなものの見方から脱却して、自らの経験と感性とで物事を判別していく。メガネを壊した時に風花が放った言葉がいいです。視力はメガネで矯正できるけど、ダウン症は矯正する術がないのだ、と。

  • 中学年向け

  • ダウン症のお姉ちゃんの実里ちゃんと、妹の風花ちゃん。そして風花ちゃんと同じクラスのあおばちゃんの友情が深まっていく話です。世の中には、
    いろんな人がいるんだと感じられるお話でした。

  •  小4、ダウン症の姉

  • 4年生のあおばの家の近所にひっこしてきた風花ちゃんにはダウン症の姉 実里(みのり)ちゃんがいた

    実里ちゃんをからかい、しつこくイヤミを言ってくる同じクラスの西野

    「いいよなー。障がいがあれば、なんでもゆるされて」
    「西野っっ!!」

    そんな西野に風花ちゃんがキレてしまい……

    《障がいがあってもなくても、背が高くても低くても、みんなそれぞれが自分らしい素敵なクローバーなんだよ、というメッセージが伝わる物語です。》──出版社サイトより

    あかね書房“読書の時間”レーベルから、2022年5月刊

    《中学年から高学年向けの創作読み物シリーズです。朝読などにも最適! ふしぎでワクワクするお話から、家族や友情のことまで、楽しくて心温まる物語と出会えます!》──“読書の時間”サイトの紹介文

    『わたしたちの物語のつづき』『ひかる石のおはなし』『月にトンジル』『ぼくらは森で生まれかわった』など、既刊12冊

  • 近所に越してきた同級生とその二つ上の姉の姉妹。姉の方はダウン症。姉妹と仲良くなり、考え方が変わっていく。染色体がひとつおおいこの障害を四葉のクローバーにたとえる考え方が素敵だなと思った。

  • 近所に引っ越してきた姉妹。
    妹の風花は、主人公あおばと同学年。
    2歳年上の姉の実里はダウン症である。
    あおばはとまどいと共に2人とかかわっていく。

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著者プロフィール

高田由紀子
新潟県佐渡市出身。「まんぷく寺でまってます」(ポプラ社)でデビュー。「君だけのシネマ」(PHP研究所)で第5回児童ペン賞少年小説賞受賞。著書に「青いスタートライン」「ビター・ステップ」(ともにポプラ社)がある。日本児童文学者協会会員。季節風同人。

「2020年 『きみが、この本、読んだなら とまどう放課後 編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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