あのね あのね

  • あかね書房
3.68
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本棚登録 : 481
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251099112

作品紹介・あらすじ

「あのね、きょうね」。男の子がおむかえの自転車に乗って、今日あったことをたくさんおしゃべり。のりでペタペタした工作、みんなで電車ごっこ、間に合わなくておもらし……。園の帰りの自転車でかわされる、親子の語らいを描く絵本。はじめは、その日に体験したこと、起こったできごとを、話したいけれど、まだうまく話せず、会話もクイズのよう。それでも、だんだん話しが上手になっていきます。主人公の成長が楽しい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 「あのね」

    小さな子どもの話って、こうした「あのね」からはじまって、大人が繰り返したり、受けとめたりするから話せるようになっていく。立ち止まったり、立ち直ったりする力を育てる大切さを実感する絵本。(4分)#絵本 #絵本が好きな人とつながりたい #あのねあのね #えがしらみちこ #あかね書房

  • 自転車での通園風景を描いたかわいらしい絵本です。
    表紙はママとの通園ですがパパの日もあるようです。
    雨の日も風の日も大変ですが幸せな時間ですね。
    わが家の4歳との会話もまるでなぞなぞです。

  • 大人に向けて描かれた絵本なのでしょうか。
    絵本に登場する子どもも、大人の目線から見た子どもの姿のように映る。
    日々の何気ない一場面、あたりまえのような子どもの「あのね」も、いつか思い出になる。
    懐かしく感じるとき、あの頃の子どもにもう一度会いたいと思い馳せるんだろうなあ。
    子どもと過ごす何気ない日々が宝物だと気付かせてくれる絵本です。
    息子も好きな絵本。

  • 個人的には大人に向けられた絵本だと感じた。子どもの反応はそれほど良くない。えがしらさんが描く子どもは大人の琴線を刺激する。子どもの気持ちが切ない表情に描かれていてグッとくる。

  • 「「あのね、きょうね」。男の子がおむかえの自転車に乗って、今日あったことをたくさんおしゃべり。のりでペタペタした工作、みんなで電車ごっこ、間に合わなくておもらし……。園の帰りの自転車でかわされる、親子の語らいを描く絵本。はじめは、その日に体験したこと、起こったできごとを、話したいけれど、まだうまく話せず、会話もクイズのよう。それでも、だんだん話しが上手になっていきます。主人公の成長が楽しい一冊です。」

  • 2y
    親子で読むと心温まります。
    なかなか子どもが伝えようとしてくる言葉がすぐ理解できないこともあって、とてもリアルに描かれています。
    幼稚園に行ったらこんな感じかなぁと想像しながら読んでいます。

  • あのねあのね、小さい子は、言葉足らずで、お父さんお母さんが想像膨らませて聞いてやることが多くあるよね。その気持ちをよく表してるほんわかとした雰囲気の内容です。

  • 良かった

  • 保育園がテーマ。あったことをママに報告。

  • 2歳4ヶ月。
    内容は自転車でお迎えする親子の会話ですが、季節が変わっていき、楽しいことだけでなく、失敗したことや悲しかったことを親に話し、子どもがひとつ成長する感じにうるうるしました。

    今自分がやってる保育園の送り迎えが、あとで振り返るとかけがえのない時間になるんだろうなと思いました。

    この本を「おもしろいねー、よんで〜」と選んで持ってきてくれる子どもがとっても愛おしいです!

    子どもというより親におすすめの絵本です。

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著者プロフィール

江頭路子(えがしら みちこ)
1978年、福岡県生まれ。熊本大学教育学部卒業。水彩を使用した透明感のある画風が特徴。絵本に『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』『ゆきみちさんぽ』『はるかぜさんぽ』『あきぞらさんぽ』『ねんねのうた』『はこちゃん』(文・かんのゆうこ)『いちねんせいの1年間 わたし、もうすぐ2ねんせい!』(文・くすのきしげのり)『せんそうしない』(文・谷川俊太郎 以上すべて講談社)、『おたんじょうケーキをつくりましょ』(教育画劇)、『なきごえバス』(白泉社)、『いろいろおてがみ』(小学館)、『しいちゃんおひめさまになる』(アリス館)、『あのね あのね』(あかね書房)、『あなたのことが だいすき』(原案・西原理恵子 KADOKAWA)など、装画と挿絵に『あかりさん、どこへ行くの?』(フレーベル館)、『さくら 原発被災地にのこされた犬たち』(金の星社)などがある。雑誌や教科書などの挿絵も多く手がけている。静岡県三島市在住。
http://www.tenkiame.com/

「2021年 『えがしらみちこ きせつのごあいさつポストカードブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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