カメレオンどろぼう・ドロン

著者 :
  • あかね書房
3.55
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本棚登録 : 212
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251099358

作品紹介・あらすじ

ハリネズミのチクリン警部のところに「金の冠をいただく」と挑戦状がとどいた。カメレオンどろぼうのレオンからだ。体の色を変えられるレオンは、だれにも知られぬ間にどこへでも忍びこみ、お宝を盗む。チクリン警部は美術館の守りをかためたけれど、レオンは絵や彫刻の中に身をかくし、金の冠に近づく。ところが……。レオンとチクリンたち警察の追いかけっこがゆかいなお話。レオンが姿を消す場面では、絵さがしも楽しめる。

感想・レビュー・書評

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  • カメレオンのドロンが、おたからをぬすもうとするお話。
    このお話で1番すきなのは、チクリンけいぶ。かっこいい。その次は、ハリネズミけいさつたい。ドロンに手じょうをかけたりしようとしないで、ころがってとっしんしていったのがかわいい。ドロンもかっこいい。
    金のかんむりにぬってあった、げきからカレーで、体がにじ色にそまったドロンはきれいだった。
    ドロンがたんていになったとき、チクリンけいぶが「仕事をとらないでくれよ」と言ったのがおもしろかった。
    ドロンをさがすのはたいへんだった。パリのびじゅつ館に行くとき、花畑のドロンを見つけるのがむずかしかった。(小3)

  • 色んな色に変わるって盗む、カメレオンどろぼうのドロン
    金の王冠に激辛カレーが塗ってあって辛くて捕まる
    ハリネズミ警察に変装したねずみが盗んで、追いかける
    逆に捕まえて、カメレオン探偵になる

  • ミステリーの絵本です。
    今風です。
    ただし絵が細かいので、大勢での読み聞かせには向きません。
    誰が宝石泥棒か、というストレートな謎と一緒に、このシリーズそのものへのどんでん返しがあります。
    イラストもカッコいいし、小学校、幼保は買い!でしょう。

    2021/01/28 更新

  • 隠れるのが得意な大どろぼうのカメレオンが転職⁈

  • 絵がとても綺麗

  • どろぼうモノが大好きなので、ドロンさんにはもっと活躍してほしかったかも。

  • カメレオンの特性をフルに生かして世界中のお宝を盗む大泥棒ドロン。
    ハリネズミのチクリン警部に予告状まで送って今回狙うのは金の冠。やられっぱなしのようでいて、警部側もなかなか辛口の策で対抗。
    警部とドロンの知恵合戦になるのかと予想したが、ドロンの転職には驚いたなぁ。でもこの仕事もまたカメレオンにぴったり。
    泥棒時代とは違った形でこれからもチクリン警部とのライバル関係は続いていくのかな。
    4歳9ヶ月。

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著者プロフィール

出版社勤務の後、フリーで編集をしながら小沢正氏に師事。絵本に『いかりのギョーザ』(絵・大島妙子 佼成出版社)、「だいぶつさま」シリーズ(絵・中川学 アリス館)、『じごくのラーメンや』(絵・西村繁男 教育画劇)、『おもちのおふろ』(絵・植垣歩子 学研)、『パンツいっちょうめ』(絵・やぎたみこ 金の星社)、『食べるのだいすき よみきかせ絵本 なっとうかあちゃん』(絵・マスリラ)『同 おこめようちえん』(絵・陣崎草子)『同 だんしゃく王とメークイン女王』(絵・北村裕花)『同 きんぴらきょうだい』(絵・大島妙子 以上、講談社)などの作品がある

「2023年 『食べるのだいすき よみきかせ絵本 やさいのプールびらき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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