- Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253100519
感想・レビュー・書評
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東京女子流をモデルにしたアイドル物語。山戸結希監督の映画を見たときにも感じたのだが、男が考える少女やアイドル感と、女性が抱く少女やアイドル感の差異を思い知らせた。いや、男女の差という分け方は当てはまらなくて、あくまで僕の私見と他人のそれがずれているだけかもしれない。アイドルや少女はいずれ終わる夢だということをどう受け止めるかという点。
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私の大好きな一冊
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アイドル目線からという意味では、朝井リョウの『武道館』に似てるけど、またそれとは違う作品。
アイドル好きなオタクには支持されない作品であるけれど、アイドルには支持される作品であろう。
アイドルシーンと日常(学校)シーンとの狭間で揺れる彼女達の心情を画だけで表現してるのが、良さをひきだしている。
モデルになった東京女子流は名前だけしか知らずに曲やパフォーマンス、メンバーとかを知ってればもっと違う見方もあったのかなと思う。
コラボの映画も観たい。 -
アイドルって、切ない…
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夢が叶ってしまったら、私は永遠におどりつづけなくてはいけない。
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アイドルにとっての現実は舞台。
その同級生の高校生にとっての現実は学校。
何をリアルさや体験として感じるかは、ひとそれぞれなんだなー
なにもテレビの向こう側が夢の世界とは限らないし
いま、こうして生きている毎日の繰り返しが現実とも限らないし
わたしにとっての夢が現実になったとき
わたしは何を思うのだろう
「夢が必要なんです!」と大学進学の進路届けを出したあの子
きっと大切なのは、誰かにとっての夢を生きることでなく、自分自身の夢の星を見つけ、それを叶えていくことなんだねー。 -
誰かの夢になること、誰かの夢を生きること。完璧であろうとすること、ヒールを履き続けること。いつもにこやかだけど、わたしはここにいると実感すること。五人組アイドル、それぞれのモノローグと、対話を重ねて紡がれる物語。
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書店で一目惚れして購入してしまいました。結果、買って良かったです。絵柄は可愛いけれどとても切ない。何度も読み返したくなるおはなし。素敵な世界観。