ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ (2) (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)

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  • 秋田書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (110ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253132404

感想・レビュー・書評

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  • 今回もまた語られる、手塚治虫さんの伝説…。

    もちろん、これらの「伝説」に関わって
    大変な思いをされた方もたくさんいらっしゃったんでしょうけれど、
    それでも多くの人に愛され支えられて、
    あれだけの足跡を遺された手塚治虫さん。
    いやほんと、いろんな意味ですごい人だったんだなぁと思います。

    何だか涙を禁じ得ない一冊でした。

  • 相変らずインタビュー時の感じと、回想当時の雰囲気の差が激しい。
    当時の雰囲気の迫力たるや。中でも編集者勢は別格。

  • 手塚治虫の実像を刻み起こす企画、人気があって出た続編。手塚だけでなくいろんな作家さんの群像になれば面白いかも。藤子不二雄Aの作品と重なりそうだが違う味になりそう。

  • 漫画の神様の、正気を疑うエピソードを圧倒的迫力で描くシリーズ。相変わらずのクオリティで胸に迫ります。

  • vol.1ほどの衝撃はないがやはり面白い。
    手塚治虫はマンガの神様でもあったし悪魔でもあったということが良く分かる(笑)

  • 壮絶。生き神様であったことはまぎれもない事実だったんでしょうね。

  • 決めゴマのバシッと決まる演出が冴える。絶対一緒に仕事したくない悪夢のワーカホリックだけど、いい仕事するし何だかいい人なんだよなあ。

  • 一昨年くらいに読んで非常に面白かった『ブラックジャック制作秘話』の二巻がキオスクにおいてあったので、購入。代筆のくだりが面白い。

  • 2013 1/10読了。WonderGooで購入。
    ・・・「ブラック・ジャック創作秘話」ってなってるけどこの巻、けっこう「ブラック・ジャック」にとりかかる前の話がメインじゃないか?
    「火の鳥」やってた頃とか虫プロがTVアニメ作ってた全盛期とか。
    まあ手塚治虫のやっていることはそれほど大きく変わらなくて、編集が何人も張り付いて見張っていくつも抱えている連載原稿をなんとかかんとかこなしていく、という話。
    くずぅエピソードも多数。
    ネットで話題になっていた、「あなたのところの原稿だけは落としません!」とか言ってた編集の原稿を3ヶ月連続で落として、編集は退職して、それを知って「あの人と仕事がしたかったのに!」とか手塚治虫がのたまったページとか。
    まさに外道。

    手塚治虫とかかわった人間も、夢を追って必ずしも実現できなかった人とかの話しもあって、ふんふんなるほどなー、とか思う。
    代原の話とかもあるがそれはいいのか。ものによっては石ノ森章太郎画の火の鳥が見られるってことか。

  • 手塚伝説第二弾。今回は、手塚治虫本人よりも、それに振り回される周囲の人間にスポットが当たっていたように思う。手塚治虫の担当編集に最も必要なのは、折れない心と気合いだ

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著者プロフィール

73年、富山の港町に生まれる。高校卒業後、美大に行きたい思いを封じて、福祉系の大学へ進学。牧場バイトなどを経て、「一生の仕事にする」と、テレビ番組の制作会社に就職するが、1年で退職。制作会社で描いた絵コンテを褒められた経験を糧に漫画の持ち込みを続けて漫画家に。最新作『ルーザーズ~日本初の週刊漫画誌の誕生~』が『このマンガがすごい! 2019[オトコ編]』第7位にランクインした注目の漫画家。

「2022年 『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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