凪のお暇(6) (A.L.C.DX)

  • 秋田書店
3.99
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253156462

感想・レビュー・書評

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  • 坂本さんは転職先が決まり、彼氏もできて順風満帆な感じ。
    凪も、そろそろお暇終了だとばかりに焦りだす。
    その様子を、スナックバブルのママさんやみすずさん(うららママ)は心配する。
    吉永さんの「人生は映画」の言葉に、根本的なことを見つめ直す必要を感じ、なんとか軌道修正できた凪。

    凪の母親、夕の田舎での生きづらさが描かれる。夕自身が母親に囚われ、田舎きら逃げられないと思い込み、凪に依存している様子は末恐ろしかった!!

    近所の人達が夕に凪の彼に会うようけしかけ、彼に会いたいという母親の電話を受けた凪は窮地に陥る。スナックバブルの常連、桃園さんが彼氏の代役をしてくれることになる。
    桃園さん、最初は嫌なやつだったけれど、やるからにはやると言う精神でレジュメを作ったり、最悪自分の家に母親を連れてきたらいいと言ったり、結構高感度上がった。

    慎二は、LINEトークルームから退出した凪のメッセージをずっと消せずにいたが、ようやく消去して市川さんと歩め出す。

    彼氏代役の桃園さんの代わりに慎二が現れて・・。
    慎二なんやなんやといいやつ。

  • エセアルカイック・スマイル 己の市場価値に低さよ ドのつく彼の寝床 田舎特有のこの閉鎖的な空気にも どっちが幸せか見張り合って出る杭は打って平に慣らして 桃園さんのレジュメ通りに 優と凪の節約工房 屋根より高いアレ

  • 変に丸くなって、色々なものを納めてしまおうとすることって確かにあるよなぁと思いながら、読んだ。
    そしてもって、三つ子の魂百までというように中々子供の頃に体感した環境から受ける思考とは抜けないよってところも共感ある。

  • 嘘じゃない嘘つかなくていいように。

  • 2019/09/15読了
    お母さんとの関係をどうしていくかになってきた…どうなるのかな…。そこが気になって慎二とゴンさんちょっと忘れちゃうな。

  • 慎二と凪は離れた方がいいってずっと思いながら読んでいたけど、いざ慎二が凪から離れていくのを見るとおしいような気持ちになる不思議。そしてラストは不覚にもときめいてしまった!
    モヤモヤし続けるゴンさんも面白い。本名がゴン蔵なのも笑えた。
    なんだかんだで一番自分中心で周りが見えてないのは凪のお母さん自身なんだよね。この人も孤独なんだと思ったら悲しくなった。

  • 201910/

  • 一見うまく行きつつある「凪のお暇」ではあったが、母の上京という一大イベントにより凪の調子がずれてきた。幼いころから母を喜ばすことだけを考えてきた凪にとって、その呪縛はあまりにも大きいのであった。

  • 続きが気になりすぎて困りました!笑
    テレビドラマとは違う展開?のような気がするので、尚更気になります!

  •  季節は冬に。
     色々ヤバかった坂本さんは有名どころに就職が決まり、恋人ができ、時とともに色々変わっていくのだと思う凪。
     LIMEのアカウントは消され、我聞はアカウントは消されてもトークは消えねえんだぞとばりに、そのトーク画面を見つめる。
     市川円に声をかけられ、どんどん盛り上がる我聞に、ちょっと笑ってしまう。まじかあ、あんだけグダグダしといて円になびくの早えなあ、まあでも人によって傷ついた心は人でしか癒さないというしなあ、我聞ただ1人が立ち止まってるのもよくないよなあ、と思いつつ。
     みすずがつぶやく、"悪い意味でこなれてきた感じがする"、そうそう、調子付いてきたときが一番こわい。
     市川円からメッセージがきたので、我聞は消した。凪とのトーク履歴を。
     もうこいつなんて要らないと。
     やっと歩き出せるんだなあ、我聞は。
     ぬか漬けとか、自分の会話とかで、母とだぶつくことに気づき、愕然とする凪。
     精神的虐待をされた子供と似ている、と凪と母親を見るたび思う。
     子供の意思を無視し、親の望む言葉を吐くように囲い込む。
     機嫌を悪くすれば子供は怯え、親の望む言葉を吐き出すだけになる。
     吉永さんの家に逃げ込む凪。

     飲み会帰り、タクシーの中で、円にちょっかいをかけ、円はそれに反応をする。
    "手練れとる、話が早くてエローい"やったとばかりに。良かったね、両思いだよ、恋人同士だ。
     ラブホで一夜を明かしたっぽいシーンが導入され、円もまあ報われた?のかな?と思う。

     母の、大島夕の気持ちの悪い一日が切り取られたシーンが挿入され、げんなりとする。
     彼女も、実の母(つまり凪の祖母)から逃げ出したくて、でもできなくて、っていう、まあ、被害者といえば被害者という書き方がされ、ふ、と笑う。
     人の悪口がとめどなく溢れる。
     自分の悪口、相手の悪口、それらがみんな垂れ流しな田舎。
     そうした中、"そこらのおばはん"に"馬鹿にされた"から、恋人に会わせろと電話をかける夕。
     凪は慌てる。ママさんに親との関係性がおかしいと指摘され、根本的に見つめ直しが必要だと指摘され、まあそれはともかく恋人の代役を立てる必要があるとなり、店の客である桃園に白羽の矢が立つ。
     桃園はなんだかんだとレジュメまで作ってくれ、出来る男、相変わらず悪口多いけど。ははっ。

     チャオッコフーズの社長さん・五十嵐さんとようやくこぎつけた仕事の話、これが終わりホッとしたところ、そこで凪が恋人を親に会わせる必要があって代役を立てるという作戦がうんちゃらというのを聞く我聞。
     親の話やらなんやら聞かなかったなあ、と思いながら、円が走り寄ってきたので凪のことを打ち消す我聞。
     わざわざこう、何度も凪の影がみたいな感じで挿入してくるのは、なんやかやよりを戻すという前兆なんだろうかとモヤモヤしながら読み進める。

     そして決戦の日。
     ばばどものグダグダグズグズ。
     うはあ、気持ち悪っ。
     すごく、気持ち悪い、けど、分からなくもない、この空気、雰囲気。
     そして、凪もその波に飲まれる。
     仲良しだった、今回の主役の花嫁の悪口を吐き出す。
     夕はとても、喜ぶ。自分の望む言葉が紡ぎ出されるから。
     自分はそんなこと言うもんか、貴様らと違うって感じでいるがために、凪を、娘を、巻き込む。
     ああ、なんて気持ち悪い親なんだろうか。
     でも、こんな毒親がそこらにいるのも事実。
      早く来い桃園、からの、なぜか、我聞が、きた。
     は??ってなった。
     しかもそこで幕引き、次巻へ続く。
     おまえ、我聞、円といちゃこいて、凪なんて知らねってなったんじゃないの。つか、円を裏切ってんなよ。
     ぞわぞわした。桃園が遅れた理由も不明だし(まあそれは次巻で判明するのだろうが)、とはいえ、我聞がなんでくるのって。いいじゃん別にもう、凪のことは。だから円といちゃこいたんでしょ。
     なんか、ぐちゃぐちゃしてんな。いやまあ、そういう漫画なのだけども。

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著者プロフィール

2004年にデビューしたマンガ家。『Elegance イブ』にて連載中の「凪のお暇」は「このマンガがすごい! 2019」女部門第3位を受賞し、150万部を超える大ヒット作に。ただいま仕事部屋のDIYにドハマり中。島耕作と豚が大好き。

「2021年 『黄昏てマイルーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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