百億の昼と千億の夜 (秋田文庫 2-1)

  • 秋田書店 (1997年4月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170024

感想・レビュー・書評

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  •  クリスチャンとしては複雑な気持ちです。。。

  • 運命と対峙する勇気・覚悟がないと、この物語はかけない。
    とても怖く、過酷な作業だっただろうと思う。
    読めば読むほど、手塚を思い出させる。
    マンガ家の憧れもあっただろうし、それくらい懸けていたのだろうとも思う。

  • イエスの扱い……。SFな感じ。エントロピーとか閉鎖空間とか。
    阿修羅かわいー。

  • 光瀬龍原作の漫画版

    作品としては原作のほうが上だが、設定はこっちのほうが実は好き

  • 宗教と時空、因果と輪廻、この世の不思議を、誰もが「なぜ?」と一度は考えた謎を、阿修羅が追う。思春期に読んだのですが、ファンタジーでありながら哲学的な要素も含まれている作品だと思いました。今読んでも楽しめると思います。

  • 子供の頃、最初にこの本を開いた時は、壮絶な内容に怖くて泣いてしまった。時々読み返すと、当時はわからなかった事柄が分かるようになっている。古典作品、宗教、哲学、自然科学の様々な知識が積み重なって、彩られているこの作品の奥深さには舌を巻く。同時に自分自身の知層(笑)の蓄積と確認出来て、少し嬉しくなる。これがまた原作だと異なった側面を現すと聞き、いつか読んでみたい小説の一つ。

  • イエスの扱いが酷くて笑った。クレーム来てもおかしくないレベルなのに、納得してしまったな~。色々考えさせられる本でした。
    原作も是非読んでみたい!

  • 阿修羅王の役割・視点。裏切り者ユダの役割・視点。悪のレッテルを貼られてしまったプレイヤーに親近感がわいてくる。

  • 一言で言えば、世界は理不尽なプログラミングをされている、というお話。

    萩尾望都は、寂しいシーンを本当に寂しく描ける稀有な作家。それと、他では絶対見られないくらいに下衆なキリストがちょっとツボだった。

    さくっと読む分には面白かったが、正直、光瀬龍の設定と疾風怒濤の展開に、中々ついていけないところがあった。

  • 光瀬龍先生の小説を読むきっかけになった、コミックを紹介します。
    当時は、チャンピオンコミックスから全2巻が刊行されました。

    今は、文庫版として秋田文庫から全1巻として刊行されています。

    いつのまにか愛蔵版も刊行されたようですが、今は絶版なのですね。

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著者プロフィール

小説家。SF作品を多数発表し、中でも『百億の昼と千億の夜』『喪われた都市の記録』などの長編は、東洋的無常観を基調にした壮大なスケールの宇宙叙事詩として高い評価を得た。1999年逝去。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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