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- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253170154
感想・レビュー・書評
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「墜落機」が一番好きでした。救いはない話だけど、せめてもの抵抗という心情が見えてような気がして。
「鈴が鳴った」「海の姉弟」と救いのない話は多かったように思う読後です。「生けにえ」はどうなんだろう。あの幸せの瞬間があったことを、どう捉えるかなのか。どちらにしろ、残酷な話ではあるよなぁ。残された方も。
「ザ・クレーター」2冊は古本で入手したのですが、カバーと中身が入れ替わっているというおかしなことになってまして。カバーは2巻だけど中身は1巻でした。カバーが1巻の方は、中身は2巻。
すごく違和感ありましたね、当たり前なのですが。
まあ、中身が違うものではなかったので、それが救いです。こういうのって、乱丁・落丁のどちらになるのだろうか。広い意味では乱丁なのか?
製本工程でのミスではないので、当てはまらないというのが正解ですかね。
とんだトラップもあったものです。やはり、新刊で買うのが一番。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
火の鳥もそうだけど、手塚治虫のマンガに出てくる主人公は悲運に見舞われ、初めて生命の大切さに気付いたり、大事なものに気付いたりする。愚かなり人間。だけど、暖かい眼差しで人類の平和を願っている、そんな心が感じられる。