バビル2世 (8) (秋田文庫 7-8)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170833

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  • この巻、いらないんじゃないか?
    さすがにあのヨミは痛々しい・・・。あとロプロス、死んじゃダメでしょ。。。

  • コミック

  • 今回のヨミの復活の仕方は斬新!
    それにしてもこいつ何回死んでるんだよ!
    けっこう部下思いだし主役認定して良いかもしれない。

  •  もうヨミ様をそっとしておいてあげて!
     謎の自殺事件の裏にあったのは、自殺者がいずれも体の一部の移植手術を受けていたということ。そしてそのドナーたる体はまさかの…

     正体バレバレの包帯男は、アメリカの原潜を盗んで北極海に。それを追うバビル2世に水爆を発射したヨ…包帯男。バビル2世を救うべく、ロプロスはその犠牲となりました。
     「お前の仇はとってやるからな」と言うも、あまり熱のこもった様子の無い、淡泊なバビル2世。前巻で助けを求める部下をほっとけないヨミ様の方がよっぽど人情味厚いボスです。
     ヨミ…包帯男の秘密基地に侵入し、バビル2世は大暴れしました。基地のコンピュータを破壊すると途端に基地内の暖房設備が動かなくなり、部下達は震え出します。
     (まずいぞ、このままでは部下が凍死してしまう)
     「みんな!できるだけ厚着をしろ!」
     最後の最後まで部下に足を引っ張られるヨミさ…包帯男。
     なおも基地を破壊するバビル2世の前に、包帯男姿を見せます。その正体は何と(!)、顔にまでブラックジャックの二倍の縫い目があるヨミ様でした。
     「それ以上この基地を壊すと、世界が崩壊してしまう」
     とバビル2世を止めるヨミ様。
     「わしは世界を支配したいのであって、世界を滅ぼしたいわけでは無い」
     この一言に、バビル2世も納得した様子です。
     「わしをこの基地と共に安らかに眠らせてくれないか」
     と、いつぞやのPH304のようなことを言い出すヨミ様。
     「そう言ってお前は再び復活して世界征服を狙うんじゃないのか?」
     と当然の問いを発するバビル2世に、
     「わしは完全にお前に負けた。お前がいる限り、地上を征服しようとは思わない。
     バビル2世、この基地には俺の夢がこもっている。
     死力を尽くして戦った男の最後の頼みを聞いてくれないか」
     ヨミ様のこの頼みを聞くバビル2世。そして、ヨミ様は自らの夢の詰まった秘密基地と共に、北極海の海中へ沈んでいくのでした。

     あれだけドンチャン騒ぎをやらかして、最後の最後が話し合いによる解決ってのは斬新すぎます。そう言えば、基地で働いてたヨミ様の部下はどうなっちゃったんだろう…

     結局、最後の最後までヨミ様しか敵が出てこなかったバビル2世の戦いも、これで幕を閉じるのでした。堂々の完結。

  • 北極編。謎の連続自殺→ヨミ3度目の復活→北極へ→ロプロスの最期→北極基地の対決で完結。力を失ったヨミがどうするかが見ものの巻。さすがに3回死んだだけあって、最期は悟ったような結末だった。

    長官と初めて会った時に「誰かが情報を漏らした」という発言があったので、たぶん副長官が内通者なんだっていう伏線なんだろうなーという読みは大外れだった。同じく、機械に強い超能力者をバベルの塔に乗り込ませる話があったので、きっとバベルの塔のメインコンピューター対超能力ハッカーとか、ハッキングされたバビルの塔対バビル2世とかそういう展開になるんだろうなーと予想してたけど、大外れだった。なんでえ、どっちも伏線じゃないのかよ。

  • ホント、マジに結婚して欲しい…<br>それ位、浩一君大好きだ…

  • 持ってるのはチャンピオンコミックスのやつ<BR>
    このあたりのレトロ系を読むと、自分のちっぽけさに落ち込みません?<BR>
    101もある

  • バビル2世、浩一は私の永遠のヒーロだ。
    突然、日常から切り離される事に対して、微塵も違和感を感じず、突如現れた「妙な3つのしもべ」から「御主人様」と呼ばれる事に対して順応してしまう。
    そして、普通の学生だったくせして妙に偉そう。
    それは、浩一が紛れもなく「バビル2世」だからなのだろう。
    コマ割りもシンプル。
    オールドコミック万歳。
    最高のヒーロー活劇。

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著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド 三国志 6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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