海のトリトン (2) (秋田文庫 1-24)

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  • 秋田書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170864

感想・レビュー・書評

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  • 大変壮大なストーリーになってきた。これってもしかするとトリトンとポセイドンの争いではなくて陸と海の争いでもなくて人間とそのほかの生き物たちの争いがテーマということになるんだろうか。いや、人間同士の争いも含まれているのだろう。もっとも憎い敵をどうやって許すのか、戦いだけでは何も解決しない、ということになっていくような予感。ピピ子をポセイドンの嫁にして世継ぎを産ませようというのは公武合体みたいな感がある。

  • ポセイドン一族との戦いが本格化し出した2巻。
    その中で、洋子や母親と別れは陸と人との別れになっているのか。ピピ子の出会いと成長は、その逆なんでしょうね。

  • トリトン族の生き残りとしてポセイドン一族の抹殺を企むトリトンだけど、なんだか敵を倒しても全然しあわせになれていない感じ。
    ウミガメの長老さんが、「世の中はよいものわるいものが簡単にわけられるほど簡単な世界じゃないし、敵をつくる気なら永久に敵はなくならない。」って言っても、トリトンは聞かない。
    若いからかな…。

  • ピピ子の成長。ポセイドンとの闘いの始まり。敵がどこかヌケていて憎めない。穴の中で休む149代のポセイドンがなかなか面白い笑

  • 人魚のトリトンが海の独裁者ポセイドンとついに対決、な巻。

  • 【解説】 南こうせつ

  • 兄貴はストーリー上本当に必要だったのか謎が残る。

  • トリトンとポセイドンの戦いが本格化していきます。

  • サンケイ新聞に毎日連載されていたため、1ページごとにオチがあるという忙しい話の展開(笑)。新聞連載という性格上、大人にも子どもにも楽しめるように構成された良質のストーリーは絶品です。僕は子どものころ、ピピ子の可愛さやセクシーさにかなり虜になりました(笑)。ヘプタポーダ、ターリン、ドリッペといったどこか憎めない敵キャラも、そろって良い味出しています☆

  • 「よろしい」

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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