此の花選び: 平安ラブロマン1 (プリンセスコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253193047

感想・レビュー・書評

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  • 2012年大河ドラマに出てくる待賢門院璋子様がらみの話が多いです。鳥羽天皇の中宮でありながら白河法王との関係も取沙汰されたという方です。いや~しかし、大河と違って、皆様いい人に描かれていますな。藤原忠通様、西行様等々・・・特に西行様は純愛を貫いたっぽい感じで描かれているけど、他の人と結婚して、しかもその妻子を捨て坊さんになっちゃうっていう・・・けっこうひどい人じゃないですか(大河ではネ。でも人間臭くて好きですが<(; ^ ー^))。ただ、大河とこの本が一致したのが璋子様が鳥羽天皇をそれほど愛していなかったという解釈。ここは歴史通の間では通説なのでしょうか?なにはともあれ大河との相乗効果で楽しめました(*^▽^*)

  • 院の姫こと藤原璋子(のちの待賢門院)周辺のエピソードを描いた歴史漫画。彼女は、白河院の顔色ひとつに揺れる宮中で育ったがゆえに、幼いことから真実の心をひた隠すことを覚え、腹を据えて中宮・女院としてひたすらに生きた、哀しくも誇り高い女性なのかも。

  • 【6作収録】
    ・白川法皇の養女と奏の師・藤原季通の諦めなければならなかった恋
    ・季通の親類・忠通と季通の姉の幼なじみ同士の恋
    ・待賢門院の第二子でありながら盲目の若宮と献身的な乳母の話
    ・佐藤義清――後の西行と春日局の淡く幼いまま叶わなかった恋
    ・中宮付き女房と乳母子の引き裂かれた悲恋
    ・自身の女房とその夫の呪詛騒ぎの責任を取って出家する待賢門院の話

    (2009/8/12 読了)

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