- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253206525
感想・レビュー・書評
-
こういう、1試合に何ヶ月もかかるような試合の方が、やっぱり、プロ野球の毎日、毎日のチマチマドラマよりも、おもしろく感じます。
しかし、毎日、こんな試合ばっかりだったら、寿命縮むだろうなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2004年のプロ野球が開幕した。新球団の四国アイアンドッグスと東京スーパースターズの開幕戦は、松山坊ちゃんスタジアムで始まった。
日本にベースボールを根付かせたのは、松山出身の正岡子規ということなので、四国は野球と縁のあるところなのだが、四国にプロ球団がないというのは、残念なことであるのは確かだ。
四国IDのピッチャーは、不知火。東京SSの一番バッターは、岩鬼。一級目のど真ん中をたたいてホームラン。全く岩鬼は、わからん。ど真ん中は打てないはずなのに。
2番バッターは、殿馬。意表をつくセーフティバント。サード、マドンナ猛然とダッシュし、素早いスローイング。なんとアウト。
3番バッター、微笑。ヒットと思いきや運悪くアウト。
4番バッター、山田。ハエ止まりという超遅球を投げられ、配球を読み違え三振。
四国IDの1番バッターは、マドンナ。左バッターボックスの一番後ろ、ベースに遠い位置に立って、ボールとの位置を測る。3球目、思い切り踏み込んで、ピッチャー返し、センター前ヒット。2番バッター阿波。送りバントは空振り。マドンナは一塁に戻ると見せて2塁に走るが、山田はだまされず、2塁に投げてアウト。
お互いファインプレーの連続で、熱戦が続く。四国IDは、7番バッター知三郎、ヒット。8番バッターキャッチャーの丸亀(あだ名はトカヘン)なんとツーランホームラン。逆転。
新しいキャラクターで、勝負をじっくり描いている。四国と東京の試合だけを描くわけにも行かないだろうけど、この先どうなることやら。
(2005.05.22・記)