きみを死なせないための物語(2)(ボニータ・コミックス)

  • 秋田書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784253264020

感想・レビュー・書評

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  • 面白すぎる
    20歳は子供な見た目だったけど、36歳は青年くらいだなあ
    どのあたりが旧人類の成長期にあたるんだろう

  • 前巻では分からなかった話がだんだんわかってきた

    天真爛漫で明るいダフネー症のジジ(シーザーが好き)
    10年もの間、同じ一日を繰り返しているジラフおじさん→数多くの論文を提出していたのにも関わらずリスインされてしまう
    コクーンでは存在できる人類の数が決まっており、寿命が来る前にリスインされると安楽死させられてしまう
    ダフネー症患者は16歳に強制的にリスインされてしまうことをジジが知ってしまう
    アラタとターラが結ばれる

  • 住めなくなった地球を捨てて、宇宙ステーションで暮らす人類と、その中で生まれた新人類“ネオニティ”の青年達の日々を描いた作品第2巻。研究者となった彼らの試練と希望。まだまだこの世界の全貌が見えて来てない感じ。さてどうなるか。

  • アラタはてっきりロリコンかゲイかと思ったけど、やはりこれは少女マンガでしたね。祇園さんの死からそれぞれキッズパートナーたちの変わった部分、変わらない部分。続きが気になる

  • シーザー、気になる…。がっつりSFで、世界観が素敵。

  • 人類が地球に住めなくなった未来。長命な新人類“ネオテニイ”の一員であるアラタ、ターラ、シーザー、ルイの四人組はかつて“緑人症”という奇病をめぐり、ある“喪失”を経験した。16年後、大人へと成長した彼らの現在とは…? そして、きみの“物語(ストーリア)”の幕がついに開く……!

    祇園さんの事件から16年が経って本格的に話が始まった感じ。このジジちゃんこそが、タイトルの「君」なんだろうね。
    幼なじみであるターラやルイ、シーザーと一緒に立派に成長したアラタ。でも三十代でも二十代前後な見た目とは、長寿凄い。
    セカンドパートナーというのは男同士でもいいんだね。ルイはまだ祇園さん引きずってるんだな。シーザーはターラの事はもういいんだろうか。
    ターラはこれ相手されてないんじゃない?と思ってたけど、アラタが淡泊なだけでちゃんと想いは通じてた。良かったよ。
    博士の話は切なかったな…。あと天上人とやらが気がかり。

  • 面白い。
    それしか言えない!!!
    あと、ターラ良かったね!!!
    用語説明がとても分かりやすかった。
    天上人についての説明もお願いします!!!
    早く続きが読みたい。

  • 「ダフネ―は死ぬと星になるの?」
    「人間はみんななるのよ。
     死ぬときらきらしながら……
     こまかく小さくなって宇宙の一部にとけてゆくの
     そしてぐるぐるとめぐりめぐって
     また生き物になったりそうでないものになったり……」

    大人になっても子供の姿のまま何百年も生きる「ネオテニー」の主人公たちと短命の「ダフネ―症」患者のお話、と愛のお話。


    宇宙コロニーの大学で暮らすエリート子供たち、っていうと「アカデメイアの冒険者」(懐かしい!)が思い出される。
    詩的というか情緒的な感じも似てるというか、少女マンガ的。少女マンガだけど。
    人間関係になんでも名前と決まりがあり、
    子供のころの「第1パートナー」、思春期の「第2(kissing)パートナー」、結婚と同義の「第3パートナー」以外の人間には触れることも難しかったり、仕事上の「ワーキングパートナー」とはプライベートな話が出来ないので、社会契約を「シティ・フレンドパートナー」に変更したりするところがユニーク。
    性的マイノリティがあんまりマイノリティでなくなっているあたりは今どき感。
    ヒロインがインド系で大変可愛い。

    設定が多いのでやや説明過多な嫌いはあるけどなかなか良いSF。
    しかし雰囲気は前世紀のSFなのであんまり売れなさそう・・・。

  • 愛からわず素敵
    雰囲気や世界観好きすぎる…
    物語もゆるやかに動きを見せていて
    次巻待ち遠しい

  • 1巻から16年。
    それぞれにトラウマを抱えて痛々しく、それでいて新しいダフネー症の少女、ジジの存在が眩しい。
    きな臭い世界観が徐々に露わになってきて、物語も恋も動き出した感じでわくわくする……というには、なかなか壮絶な世界だけども。
    というかシーザーはあれどうにかなるのか……。

    次は春。

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著者プロフィール

吟鳥子:漫画家。
2005年、ウィングス(新書館)に掲載された「ある幸福な人の噺」でマンガ家デビュー。2016年から2020年にかけてミステリーボニータ(秋田書店)で発表した「きみを死なせないための物語(ストーリア)」は、「このマンガがすごい!2018」オンナ編の第7位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」の第4位、「2021年 第52回星雲賞」のコミック部門を受賞した。そのほかの作品には、「アンの世界地図~It's a small world~」など。

「2022年 『架カル空ノ音 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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