たったひとつの贈りもの: わたしの切り絵のつくりかた

著者 :
  • 朝日出版社
3.85
  • (7)
  • (9)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 111
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255002491

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 児玉清さんが好きでした。
    こういう趣味をお持ちで、その作品集が出ていると知ったときから欲しいなと思っていた本。
    やっと手にしました。
    内容は、児玉さんの切り絵作品(29点)とその解説、児玉さんによる切り絵の作り方、楽しみ方、切り絵を作るときのアドバイスなど。切り絵をはじめたきっかけなど、ご自身の思い出やエピソードもつづられていて、児玉さんの魅力があふれる一冊です。

  • かわいらしくてリアル。NHK人形劇のような、独特の勢いを感じる切り絵です。

    内容は、児玉さんの切り絵作品の写真とエッセイ、切り絵の作り方の丁寧な解説、一般の親子数組が児玉さんと一緒に切り絵にチャレンジした様子。

    レイアウトと構成がとても軽やかで、手に取ると何となく楽しくなる本です。

  • 配置場所:1F電動書架C
    請求記号:726.9||Ko 18
    資料ID:W0161451

  • まるでポートフォリオのような見やすい本だ。謳い文句は「子どもといっしょにつくって遊べる切り絵の本」だが、目次を見ること衝撃。約100ページしかない中に、切り絵の楽しさ、素晴らしさがたっぷりと詰まっているのだ。切り絵に興味がない人も見ていて楽しい気分(それはまるで、美術館やギャラリーに足を運んだ類い)になれるだろう。

  • 本の虫である児玉清さん、大好きでした。
    もちろん今でも大好きです。
    児玉さんの解説を読んで、たくさんの翻訳本を知り、たくさん読みました。
    児玉さんに新たな世界を教えてもらった気がします。

    その児玉さんの切り絵がこれまたすごい。
    (児玉さんが切り絵をするなんて、生前、全く知りませんでした。)
    著書の中で、誰でもできるといってるけど、そして母子で切り絵をする様子も紹介されてるけど、児玉さんの切り絵はとてもユニークなのでそうそう簡単にはできないでしょ、と思ってる。
    あの切り絵たちは、アドリブの感性、とでもいうのかな。

  • 今年亡くなられた児玉清さん。
    私にとっての児玉清さんは読書家の知的な紳士、そして「アタック25」の司会者です。
    そして亡くなられた時、初めて切り絵が趣味だというのを知り、新たな魅力を発見した気になりました。
    この本には生前に児玉清さんが作られた切り絵が紹介されていて、それぞれの作品に児玉さんのコメントが載っています。
    どれも本当に素敵で、見ていると児玉さんの豊富な知識や高いセンス、そしてこれまでの人生経験が感じられます。

    そして作り方も紹介されています。
    使う材料も道具もシンプルで、作り方もシンプル。
    台紙にする紙と雑誌、そしてハサミとのりがあれば作る事ができます。
    雑誌は全て外国雑誌を使用されていて、それだからかどの切り絵も異国の雰囲気が漂っています。
    使われている意味の分からない英字がさらに異国情緒を漂わせるアクセントとなっていて、とてもオシャレ!
    そしてほとんどの切り絵が異国の人物をモデルとしていてピッタリはまっています。
    ナポレオン、カウボーイ、パリのおまわりさん、マフィア、サンタクロース・・・。
    そのモデルたちへの児玉さんの思いやイメージがそのまま作品に表れているなと思いました。

    児玉さんはカッターを使わずハサミで作品を作られていたそうです。
    そのせいか、切り口の線がやわらかく感じられました。
    これを見ていると私もなにか作りたくなりましたが・・・私なら使う雑誌は競馬雑誌という事になるのでどんな切り絵になるやら・・・。
    これから手軽に切り絵を作りたいと思われる方にオススメだし、ただ児玉さんの作品をながめるだけでも十分楽しめる本です。
    手元に一冊置いておいて損のない一冊だと思います。

  • 切り絵、やってみたい…!!
    でもセンスが問われそう。

  • 2011年6月7日購入。
    2011年7月8日読了。

  • ユーモラスで、ちょっととぼけた表情の大人たち。ただただ愛らしい子どもたち。

    作品ももちろん素敵だけど、その隣に添えられた楽しいエピソードにもニマニマしてしまう。

    ずっとずっと大切にしたい、幸せな本。

  • センスがいい。かわいいしおしゃれ。

    若い女性に好まれそうな作風で、意外な児玉さんいや、なるほど児玉さん。

    CDジャケットになったあの花嫁さんも見たかった。
    たぶんもっと作品はあるのだろう。
    もっと観たい。

全16件中 1 - 10件を表示

児玉清の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×