自然の野菜は腐らない (カルチャー・スタディーズ)

著者 :
  • 朝日出版社
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本棚登録 : 165
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255004587

感想・レビュー・書評

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  • 畑を始めて自然農に挑戦ちゅう。まわりはみんな、化学肥料のオンパレード、肥料をあげないと野菜が育たないよ、とか、下草全部刈らないと。とか、いろいろ言うて来るけど、自分の信念を曲げないためにあらためて何度も読み返しています。自然に沿ったやり方で、畑を耕しプチ自給自足生活を続けていきたいな。土作りがほんといちばん押さえておくべきところですね。

    • にわとりゆかこさん
      素晴らしいですね。きっとご苦労されているのでしょうが、そんな風に頑張っていらっしゃる方がいる事を、この様な場で知ることが出来て嬉しいです。ぜ...
      素晴らしいですね。きっとご苦労されているのでしょうが、そんな風に頑張っていらっしゃる方がいる事を、この様な場で知ることが出来て嬉しいです。ぜひ元気な土になりますように祈ります。
      2024/04/03
  • 20140403読了
    これはおもしろい。肥料も農薬も使わずに育った野菜は腐らずに「枯れる」。さらに「発酵」したりもする…りんごならアップルパイみたいに、柿は酢やお酒へと。●今までも心がけていたけれど、旬のものを選んで食べようと思った。本来の季節ではないときに育てるためには何かしら人為的な(肥料や農薬など)作業が伴い、不自然な作物ができるんだなぁと思った。●肥料・農薬と害虫・病気のいたちごっこが、耐性菌を生み出す悪循環という点で、人間の病気と薬のいたちごっことまったく同じ。●頭で食べるのではなく、自分が何を欲しているのか感じ取り「五感」で食べる。●効果・効能には、目先の得はあっても副作用が隠れていることを忘れずに。

  • 腐敗する野菜と醗酵する野菜は何が違うのか。

    自然食品のスーパーで買う野菜は萎れる事はあっても、腐らない。
    ずっと疑問でした。その理由がやっとわかりました。

    腐らない野菜はすばらしい!その生命力を感じられる一冊です。


    その他にも、醗酵食品の話や添加物の話も出てきます。できるだけ化学物質には頼らず自然に近い食生活を、と思っている人にはおすすめ。

  • 自然栽培の難しさ、そしてその素晴らしさ
    農薬の危険、枯れないで腐る肥料の影響
    カラダに及ぼす影響や、菌に纏わるお話
    どれもこれも泣きそうになりながら読んだ

    日本の農業はどこへ向かおうとしているのか
    自分はこの本から得た価値観に深く共感した
    自然栽培、伝統的な食品を積極的に取り入れ
    五感を磨きたい
    明るい未来がありますように

  • オリンピックを機にオーガニックなものが、日本に広がるかと思っていたのですが。
     もっと人間の欲に汚れていない野菜や自然が浸透して欲しい…

  • 自然栽培の野菜やお米、
    天然菌で作った醗酵食品は
    自然の命が持つエネルギーが大きい。

    自然栽培の理念は、
    自然尊重、自然規範、自然順応
    の3つに集約される。

    「作物によって人間もまた育てられている」
    という言葉が心に響きました。

  • 615.71-カワ 300103520

  • 20150930 野菜のこれからを考えるのに役立つ本。結果としてそこに行き着くのではないだろうか。因果関係を思い出させる内容だがゴールを、何にするかによって経過も変わってしまう。真剣に考える必要がある。

  • [ 内容 ]
    腐りにくく、醗酵しやすい。
    虫や病気にやられない。
    肥料を使わず体においしい自然栽培の野菜とは。

    [ 目次 ]
    序章 五感で感じる食へ
    第1章 病気にならない生き方を探して
    第2章 奇跡のリンゴと自然本来の野菜
    第3章 肥料に原因があった!
    第4章 土・種・人のハーモニー
    第5章 天然菌による醗酵食品
    第6章 自然と調和する生き方

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


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  • 読了

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著者プロフィール

2015年現在 株式会社 ナチュラル・ハーモニー代表

「2015年 『環境と共生する「農」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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