対訳 21世紀に生きる君たちへ【新版】

  • 朝日出版社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255010441

感想・レビュー・書評

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  • あと20年早く出会いたかった…。物語を紡ぐ人、ものづくりに励む人、教育に関わる人は年イチで読み返すべき名著。

    人間とは何か。未来に必要なものは何か。近代から狂ってしまったことをどう戻せば21世紀は明るくなるのか。
    歴史を学び、楽しみ尽くした司馬遼太郎が、日本にとどまらず、NYの子でもアフリカの村の子でも、人間である限り、必ず通じる「大事なこと」だけを検証を重ねて、短く短く研ぎ澄ませた一冊。

  • 初めて読んだ司馬遼太郎の作品。短い中に想いが詰まってました!

    人のために何かをする、いたわる。
    その気持ちと行動の積み重ねが生きる上で何より大事で、それによって、私たちは繋がれてきた命なんだなと感じました。シンプルなことだけど、余裕のない現代人に非常に刺さる気がします。
     
    人はどうしても思い上がってしまう生き物だから、忘れないように現代に残してくれて、ありがたいなぁ。子供にも何度も読んであげよう!

  • 人間の正しい生き方、過去から未来にかけて変わることのない正しい生き方が書かれていると感じる本

  • 中身はいろいろなところで読むことが出来るが、先日訪れた司馬遼太郎記念館でオリジナルの書籍が売られていたので思わず購入。
    落ち着くまで積読としておく。

  • 教科書にも載りました。司馬遼太郎記念館で原稿が見られます。

  • 司馬先生の優しい言葉が心にスっと入ってきます。
    人間は永遠ではないからこそ、次の世代や未来に夢をみるのかなと思いました。
    いつか、どこかの世界で司馬先生にお会いできたら、未来は素晴らしいですよと胸を張って伝えられるようになりたいです。

  • 司馬遼太郎記念館にある書庫の壁にかけられたのを読みましたが、温かい文章が凄く印象的でお土産に本も買いました。凄くきれいな文章、優しいし。司馬先生の壮大な思考がメッセージの裏にある。

  • いい

  • 優しく温かい言葉。
    読んでいて心動かされます。
    こんな文章が書けるって、やっぱり司馬遼太郎は私にとって特別な作家さんです。

  • 全ての若者に読んでほしい
    珠玉の文章

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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