百鬼夜行抄 (1) (ソノラマコミック文庫)

著者 : 今市子

• 朝日ソノラマ (2000年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年9月13日]

「幼い頃から不思議な力を持っていた、高校生の飯嶋 律。
律が持つ不思議な力……それは普通の人には見えない妖魔を見る力。亡き祖父・飯嶋蝸牛が使役していた強力な妖魔・青嵐を護法神とし、カラス天狗の尾白と尾黒を従え、
さまざまな妖魔との出会いが織りなす不思議絵巻。

シリーズ累計500万部突破の超大人気作品!!」

「背筋が凍るような怖さも感じるのだが、読後感は何故かファンタジーのよう。少女漫画風の美しい作画と、サブキャラクター達のユーモアと、人間の世界と妖魔の世界を同じものととらえる作者の優しい視点があるからなのだろう。怪談嫌いな私なのに、いつのまにか妖魔たちの抱える悲しみに感情移入してしまうのだ。」
（『小泉今日子書評集』の紹介より）

[海と青硝子さんの感想 · 2022年9月14日]

人ならぬもの達と関わる力を持っている家族(個人差あり)の日常が、不気味でありながら可笑しいのです。尾白・尾黒コンビが可愛くてたまりません。ボケをかましながら律に尽くし、司をもてなす姿がいじらしいですね。

[あんずさんの感想 · 2022年3月26日]

いつか読もうと思いつつも、まだ読んでなかったんですよね。
とても面白いです!　もとより不思議なお話が大好きなので、なんで今まで読んでいなかったのかが不思議（笑）
しばらく嵌まりそうです。

[ＪＵＮＥさんの感想 · 2018年7月12日]

精進おとしの客
闇からの呼び声
あめふらし
桜雀
目隠し鬼
人喰いの庭
雨夜の衝立

[虹風 憂璃さんの感想 · 2015年9月30日]

会社の先輩に借りたもの。
設定に慣れるまでちょっと大変だったけど、面白い。
一話完結で読みやすいのもいい。

[chinokoさんの感想 · 2014年7月18日]

aaaaaaaaa

[悠葵さんの感想 · 2014年1月1日]

百鬼夜行抄一冊目。

[kuromamemaさんの感想 · 2013年10月27日]

ユーモアと怖さの入り乱れる漫画。祖父の蝸牛は泉鏡花を思わせる。

[ariesさんの感想 · 2013年10月11日]

漫画は初読み。

挿し絵では見てたけど、挿し絵自体が綺麗過ぎて漫画ってどうなのよ？的な。

ＢＬじゃないんだよね？(笑)

カラーの方が雰囲気が出る作家さんだな。

[しし丸さんの感想 · 2013年1月9日]

今まで読んできた漫画の中でも、一二を争うほど大好きな漫画。
幽霊や妖怪が見えてしまう主人公が、同じく「見えて」しかも妖怪を使役するほどの能力を持った怪奇小説家の祖父が亡くなったのをきっかけに、様々な怪奇事件に巻き込まれ、解決したりしなかったりするお話。
一話完結の場合が多く、そしてその一話一話の完成度がとにかく高い！！
毎回よくこんな複雑な話を考え、伏線もはり、終わらせられるなぁと感動すら覚える。
全体的に怖い話が多いが、幽霊や妖怪が出てくるので切ないものも多い。
何度読み返しても飽きない漫画です。