妖神グルメ (ソノラマ文庫 10-J)

著者 : 菊地秀行

• 朝日ソノラマ

感想・レビュー・書評

[ijklmnさんの感想 · 2013年6月23日]

ネタとオチだけで構成もキャラも弱い

[凍雨さんの感想 · 2012年2月10日]

料理とクトゥルフ神話。どこをどうひねったら、こんな話ができるのか、作者はきが、くるっとるにちがいない。

[亞綺羅さんの感想 · 2009年9月16日]

知人から借りて。
クトゥルフ神話モティーフ小説。
クトゥルーとイカモノ料理の天才の激闘――
クトゥルーを甦らせるために目を付けられた料理人が巻き込まれる冒険活劇。クトゥルーの復活を阻止する組織、ヨグ・ソトトを支持し、クトゥルーの復活を妨げようとする者達、様々な人々の思惑の中で、復活の鍵を握る料理人の決断は大ドンデン返しだった。
神の食するものは人とは異なる――ギリシア神話のエピソードにもそんなものがあったような気がする。
クトゥルフに纏わる初歩の知識を楽しく知ることが出来ると思う。

[Hipotamanさんの感想 · 2004年10月28日]

何でも調理するイカモノ料理道を極めた主人公の次なる素材とは・・・それはクトゥルー神話に語られる邪神であった！荒唐無稽だけど和製クトゥルーではかなり楽しめる。さすが菊地秀行。

[じゃりねこさんの感想 · 2004年10月5日]

　これが菊池さん＆クトゥルフ神話との初コンタクトでした。
　転載料理人高校生が、ゲテモノ料理で絶対の力を持つ暗黒神に立ち向かう、という、ダーレスもびっくりの物語。荒唐無稽なだけでなく、クトゥルフ神話の要所要所はきちんと押さえられている名作です。

　イロモノ扱いされてるそうなのですが、今だったらアニメやゲームになってもおかしくないと思うんだけどなあ。

[楊業さんの感想 · 2024年1月23日]

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」