梅名人・藤巻あつこ秘伝の梅仕事

著者 : 藤巻あつこ

• 家の光協会 (2005年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

梅仕事を続けて60年。基本の梅干しからオリジナル低塩梅干し、梅調味料、梅料理、梅の徹底利用術まで。梅に関することすべてを研究して得た、秘伝のワザがもれなくこの一冊に。

感想・レビュー・書評

[majinglangさんの感想 · 2018年12月9日]

尊敬する藤巻あつこさんの梅仕事の本。

何が気に入ったって、この本には藤巻あつこさんのコラムが載っていること。

60年前の関東地方の梅仕事といったら白加賀が主流だったというお話を読んでおもしろかった。

中表紙に載っている土用干しの白干しと赤干しの梅ざるの写真もすばらしい。

キラキラしていて、まるで宝石のようだ。

[春夏秋冬もちさんの感想 · 2012年6月30日]

梅干しを漬けようと思って、数々の梅仕事本を図書館から借りたけど、一番良かったのがこれ。

熟度の違う梅の写真と追熟ごとの漬け方、カビ写真とその取り方、それぞれの道具の熱湯消毒の仕方、アク抜きの必要性、巻末のQandAでは、細かく質問に答えてくださって、とにかく初心者には非常に分かりやすい。

梅の派生レシピも美味しそうだし、幅が広がるかと間違いない！


梅仕事をする時の必携本。

著者プロフィール

料理研究家

「2018年 『97歳梅干し名人 人生のいい塩梅』 で使われていた紹介文から引用しています。」