十二国記と共産主義について論じた話を探したのですが、見つからないので、個人的にメモしておきます。

十二国記の世界観を読んで、違和感を感じたのが、社会主義っぽいところです。共産主義までは行っていないようですが。

王国制度なのに社会主義的なところがあり、一番違和感が強かったのが、女性が子供を産まず、卵果がなるということでした。

では、あの世界では女性には生理は来ないし、男性には精通はないのでしょうか?

では、両性が存在している理由が分からないです。

少し話がそれました。

十二国記と社会主義について書きます。

十二国記の世界では、土地は成人すると与えられると言います。

どの土地を与えられるかは選べないようです。

子どもは木になることから、家族の結びつきが強くないように思うのですが、与えられた土地が生まれ育った土地から遠ければ、ますます家族とは疎遠になるでしょう。

税の仕組みはありますし、必ずしも低い税率ではないようですので、土地に縛られる強さは比較的大きいと思います。

そうすると地縁関係が強くなりそうですが、一方では流浪の民の描写もあり、他国からの難民の描写もあり、やはり子供を腹に10か月も抱えなくても子どもを産み育てることができる世界では、土地に縛られることはあまりないのかな?と思います。

土地が国家から付与されるものであることが社会主義っぽいと感じたのですが、それだけですね、すみません。

子どもを育てる意思がないなら結婚する必要もなく、逆に子どもを育てる意思があるなら、子どもは天が与えるものですから、男性同士でも女性同士でも夫婦は成り立つように思います。

この辺の設定はどうなっているのでしょうね?同性婚については作中、言及がなかったように思いますが。

2022年10月15日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年9月26日]

ホラーと子どもが死ぬ作品は私の地雷なのだが、この本はその両方が入っていると噂に聞いて、読むのをためらっている。

今十二国記の「月の影影の海」から「白銀の墟玄の月」まで一気に読み終わって、実は「魔性の子」がシリーズの第1作だったと聞いて愕然としている。

泰麒の成長物語として読んでおきたい気がするのだけど、子どもが死ぬシーンは読みたくない・・・・

2022年9月29日

読書状況 積読

大変おもしろい。
続きが気になる。
泰麒には驚いた。
だいぶ印象が違う。

2022年9月29日

読書状況 読み終わった [2022年9月27日]

驍宗探しと泰麒の宮廷冒険
泰麒は強くなったな

2022年9月29日

読書状況 読み終わった [2022年9月28日]

まだ驍宗に出会わない。
驍宗側の様子がようやく描写されたので、この巻で出会うかなと期待したが、違った。
丁寧な描写がわずらわしいと感じる。

2022年9月29日

読書状況 読み終わった [2022年9月28日]

深夜0時から2時にかけて一気に読んだ。
長いので1頁1行~3行しか読まないという荒わざで読み進めた。
正直読んでいて辛い。
驍宗奪還の戦闘はほぼ読んでいない(読めない)。
人死にすぎ。
痛すぎ。
泰麒と驍宗がようやく出会うシーンだけゆっくり読んだ。

おもしろいことはおもしろいのだが、この4冊だけはテンポが悪く、冗長に感じた。ここまで詳細に書かなくてもよい気がする。

200p
匪賊に火をかけられ、火事となった定摂たちを助けた後、このまま匪賊と戦うのかなと思いきや、あっさりその場を去る李斎一行。
がっかりした。
急ぐのは分かるし、かかわりがないのも分かるが、こういう意味深なかかわり方をしたからには、てっきりこの里を助けるのだとばかり思った。
そうでないならこのエピソードを入れる必要あったか?
驍宗目撃がどの地点だったかの伏線なのだろうけど、こまか過ぎる。
不要だよな・・・と思った。

****作品全体に対して****

・「憮然」の誤用
憮然という言葉の辞書的な意味は、失望するさま、又は、あきれて驚くさまを言う(岩波国語辞典第五版)が、ぶすっとしたさま、もしくはふてくされているの意味で使っているとしか思えない文脈が多かった。

・外見が若いと中身も成長しないものなのか?
百年も生きていても、鈴の中身は幼く、拙い。
同様に、500年を生きているにしては尚隆も延麒も老成していない。
その点、同様に長い年月を生きてきた炎のミラージュシリーズの主人公たちはもっと化物じみていた。

・女性に生理はあるか
多分女性に生理はないと思うのだが、だとしたら男性は精通がないのではないかと思うのだが、どうなのだろう?
下世話な話かもしれないが、生物学的にやはり木に子どもが成るのは無理があると感じる。理由は、性別が二つあること。
もし子供が木になるものなら、性別も不要だろうに。

・世界の創造(天帝の正体)
天帝の正体は小野不由美さんでファイナルアンサー?
世界の創造は小野不由美さんの頭の中で行われたという解釈。
でなければ、あんなに左右対称上下対称の世界ができるはずがない。

2022年9月29日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年9月29日]

胸糞。
タイトルの嫌な奴は三浦であり杉本であり、両方を指す。
全く救いのない話。
どこかで杉本のデレが来るかと思ったが、最後までなかった。ただただ痛々しかった。

筆力はすごい。ぐいぐい読ませる。胸糞な展開が続くが、続きを読みたいと思わせる。とうとう最後まで一気に読んでしまった。

2022年9月4日

読書状況 読み終わった [2022年9月3日]

1か月変形労働時間制について調査のため県立図書館から借りた。133p図表4-8週40時間労働に対応するための「1日の所定労働時間と必要休日日数」がユニーク。できれば1か月単位の列には1か月(最長31日)の項目だけでなく、1年単位の変形労働時間制との比較がしやすいよう、1年間で必要となる休日日数の項目もほしかった。

2022年5月17日

読書状況 読み終わった [2022年5月17日]

イギリスで暮らす中学生男子を息子に持つ、ブレイディみかこさんのエッセイ、第2弾。

第1弾がおもしろかったので、本書も購入しました。

イギリスの中学生は、スピーチをしたり、バンドをやったり、ビジネスを考えたり、どう考えても私の中学生の子どもよりはるかかなたを進んでいると思いました。

私もこういう授業を受けたかったというのが正直な感想。

人前で話すことは、子どものときから練習していればよかったと常々思うので。

本書の中で好きなのは、ソウル・クィーンが歌うシーンです。アフリカ系シンガーの歌声を聞いてみたいと思いました。

2022年3月26日

読書状況 読み終わった [2022年3月17日]

112頁目で挫折。もう読まない。
筆者と同感するとこともあるが、全く同意できない点も多々あり、112頁目の「成功するために捨てるべきものとは?」の筆頭に人(友達・恋人・家族)と出てきて、「あ、こりゃだめだ」と思った。

今同時にショーン・エイカー「幸福優位7つの法則」を読んでおり、そちらでは人とのつながりは命綱みたいなものだ、「救命いかだを下すとき、生き延びようとする者は、デッキチェアを積み込んで食料を捨てるようなことはしないだろう。生活の一部を捨てなければならない状況になったとしても、近しい人と過ごす時間を捨てるのは最後の最後にするべきだ。生きるためにはそれが必要なのだから」と書いてあり、こちらの方こそ私のこれまでの経験からも同感できたので、人とのつながりを断つことを勧める本書には、全く同感できず、最後まで読む気を失ってしまった。

おそらくこの筆者のように、まだ若い方にはアリな手法なのかもしれない。年老いた私には合わなかった。

2022年3月26日

読書状況 読み終わった [2022年3月26日]

この本より先に、「子どもたちの階級闘争──ブロークン・ブリテンの無料託児所から」を途中まで読んで挫折していたのですが、この本は最後まで読むことができました。

息子くんが大変よい子で、きっとブレディみかこさんも素敵な親なんだろうなあと思いました。

「頭が悪いってことと無知とは違うから」と断言できるみかこさんはかっこいいです。

そして、差別発言したダニエルくんと友だちになる息子くんも。

学校が福祉の役割も担わなくてはならなくなっているという状況にドキッとしました。

これって、イギリスだよね?

日本ではないよね?

でも、いま日本で起きている貧困と根が同じみたいで、どきどきしました。


緊縮財政はばかげていると思いました。

イギリスでも緊縮財政でこんだけ貧困が増えたのであれば、日本は今後も緊縮財政を続けるみたいだし、どれだけ貧困が増えるのかと、暗澹たる気持ちになりました。

2022年3月15日

読書状況 読み終わった [2022年3月15日]

あのジョジョの作者がかいた、漫画の王道のかき方の本。

単なる一ファンとして読んだだけでもおもしろかったが、これを漫画を志す方が読んだら、もっとおもしろいのではないかと思った。

作品を作る上でとても参考になるような気がする(門外漢なので分からないが)。

2022年1月22日

読書状況 読み終わった [2022年1月22日]

42頁で挫折。図書館で借りた。もうちょっと読み進めればおもしろくなるのかもしれないが、返却期限が来たのでここで終了。

2021年12月22日

読書状況 いま読んでる

伊坂幸太郎は油断ならない作家だ・・・と思って読んでいる。
伏線を伏線と分からず読んでたまるか!なんて、身構えながら読んでいる。

例えば、主人公の性別。

46頁まで、主人公の性別が分からなかった。

名前が男女どちらでもとれそうな名前であったし、言葉遣いも、男性とも女性ともとれる口調であったからだ。

以前海外作家のSF作品でそういうのがあったから、もしかしてこれも、今はやりのジェンダーレスな作品か!?と身構えて読んでいたら、46頁を過ぎたあたりで主人公の性別があっさり判明した。

全然、伏線でもなんでもなかった。(´・ω・`)

現在半分まで読了。
おもしろいです^^

ゆっくりじっくり大切に読みたい。

ーーーーーーーーーーーーーー
20211013読了。

読み終わって、あら?と思った。
今回だいぶおとなしい感じだったな。

伏線全部回収したっけ??

クリニックの人質3人のうち、二人は医者と看護師の夫婦として、もう一人は?

名もなきモブ的な、遺族だっけ??

今回何に驚いたって、あとがきにあったチェーホフを読んだのが大学生のときで、それから30年近く経つっていう話。

伊坂さんは私と同世代なので、ちょっと待って。私って大学卒業してからもうそんなに経つっけ????って、焦った。

中身が何も成長していないので、いつでも大学生の頃に戻れる。

30年もたつのかー!

2021年10月11日

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読書状況 読み終わった [2021年10月13日]
カテゴリ 伊坂幸太郎

図書館で借りて読んだ。

一度きりの大泉の話を先に読んでいたので、当時の萩尾先生の痛みを考えながら読んだ。

傷つけた側は覚えていないのか、それともあえて書いていないのか、"「距離を置きたい」と告げ"たと、すごくあっさりと書いてあった。

そもそも、竹宮先生も当時ものすごくスランプになっていたということを知った。

だから、萩尾先生の気持ちを思いやる余裕はなかっただろうなあと思うけど、これでは萩尾先生はただ訳も分からず、混乱し、辛かっただろうなあとも思う。

あと、「大泉サロン」と広めたのは、やはり竹宮先生と増山さん両名だったようだ。

萩尾先生は大泉サロンという呼び方に否定的だったので、この点も両者の意識の違いが明確に浮かび上がってきて興味深い。


読後感は、少年の名はジルベールの方がよい。

この本が、スランプに陥った自分がいかに克服したかという成功物語になっているからだ。

しかし、その陰に、当時たいそう傷つき、それから50年経っても傷が癒えないでいる人がいることを思い出すと、全然楽しめなかった。


一度きりの大泉の話からこの少年の名はジルベールまで、読んでいる間ずっと痛かった。

若気の至りで人を傷つけることがあるのだなということと、人を傷つけるとその傷は50年経っても癒えないのだということを学んだ読書だった。

2021年9月30日

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読書状況 読み終わった [2021年9月30日]

これは、読んでよかったのか?
今もなお、傷口が開いて血がだらだら噴き出しているような、筆者の強い苦しみを感じた。
筆者も、相手の漫画家も、どちらも私にとっては神様のような、素晴らしい作品をいくつもいくつも世に発表していて、大好きだ。
だから、読んでいて辛かった。


昔、残酷な神が支配するという漫画が好きで好きで、雑誌の発売日にはそわそわしたものだ。

単行本になるのも待ち遠しく(雑誌でも読んでるくせに)、発売日には書店に速攻で買いに行ったくらい、大好きだった。

しかし、あるとき全然読み返せなくなった。

理由は、主人公の苦しみが人ごとではなくなったからだ。(個人的事情による)

読み返すたびに、主人公の苦しみが自分のことのように感じられて、苦しくて仕方がなかった。

だから、本を手放した。あんなに大切にしていたのに。あんなに毎回楽しみにしていたのに。

この一度きりの大泉の話も、読み返すことはできない気がしている。

筆者の苦しみが、今もまだ生々しく続いていると感じるからだ。

幸いなのは、もう一人私の大好きな作家さんのお名前が出てきて、ところどころファインプレーをしていたこと。

山岸涼子先生だ。

筆者に対して「あなたには嫉妬は理解できないでしょうね」とずばりと言い当てたり、亡き父親の気持ちをイタコのように代弁したり、神なの?と思った。

日出る処の天子は、私のバイブルです^^厩戸王子と毛人との愛憎を丁寧に丁寧に描いた作品で、どれだけ胸をわしづかみにされたことか。

人の心を丁寧に描ける人(筆者しかり、山岸涼子先生しかり)というのは、普段の人間観察も鋭く、苛烈だなあと思った。

ところで、筆者は本当に自分のことを巻末作家だと思っていらっしゃるのでしょうか・・・?そこだけ違和感あった。

2021年9月24日

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読書状況 読み終わった [2021年9月24日]

久しぶりに読んだけど、やはりメリバな結末だよなと思った。

ナウシカは、腹黒いし、ある意味傲慢だと思う・・・。

さらっとしか読んでいない娘(14歳)は「なんでメリバ???普通にハピエンだと思ったよ?」だって。

ううむ。

ナウシカは墓所にあった卵(未来生まれてくるであろう新人類の卵)を巨神兵のこどもに破壊させたけど、破壊する必要あったのか???

まだ生まれていないかもしれないけど、それもまた一つの命なんじゃないのか??

でも、ナウシカにとって、なくてもいい命だったようだ。

墓所の主が、「正常な世界が回復した時汚染に適応した人間をもとにもどす技術もここに記されてある」と言っても、拒絶するナウシカ。

ちょっと、石頭すぎない??

墓所の主も傲慢なら、ナウシカも傲慢。

腹黒いなと思うのは、腐界が土を正常にするためのメカニズムについては人々に説明するくせに、世界中の腐界がすべての役目を終えて滅びるときに、腐界の毒に慣れた人類もまた、正常な空気に耐えられず、血を吐き出して死ぬという運命にあることを人々には説明しないところ。

まさに、為政者という感じがする。


腐界の毒に苦しみ、短命で苦しみ、子が死ぬことに苦しむ人々がもしそのことを知ったら、はたして墓所の卵を破壊しようと思うだろうか。

私なら、墓所にある技術を今後に活かせる道を選ぶと思う。

そのためにまた醜い戦争が起きるかもしれないけど。

2021年8月28日

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読書状況 読み終わった [2021年8月28日]

この作者は天才だ!と思った。主人公の心理描写がリアルですごい。理不尽な暴力にさらされた少女の、辛く苦しい心情を非常に丁寧に書いてあり、読んでいて胸が痛くなることが何度もあった。
最後の場面付近、ある登場人物にある登場人物が言うセリフに胸が熱くなった。小説の中では主人公とその関係者のその後しかわからないけど、私はこの男子二名のその後がすごく気になった。
数年後、社会人になった彼が入社した先で出会う上司が実はそいつだったとかいう落ちまで考えた。そうだったらいいな。

2020年8月12日

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読書状況 読み終わった [2020年8月12日]

木原音瀬さんの本。

ある雑誌で読んだ木原音瀬さんの小説が性癖につきささったので、ほかの作品も読みたくなり購入した。

すばらしかった!

正直言って、これまでBLを少しばかにしていた。

だって、ありえない、とんでもない話ばかりだと思っていたから。

男性同士を恋愛に巻き込むために、普通ならありえないシチュエーションをこれでもか!と盛り込んだような話ばかりだと思っていた。

しかし、それは間違っていた。ばかにして、ごめんなさい。

本作はBL界の芥川賞と称されているそうだ。確かに文章がきれいで、登場人物の心のひだが丁寧に描かれている。

最初、箱の中では堂野の主観で話が進む。堂野は冤罪で投獄されたごく普通の男性で、共感できるし、大変気の毒に思った。

喜多川という少しおかしな男に一方的に好かれてしまうのだが、その喜多川が堂野に惹かれていくさまが、おかしいのだが悲しさもあって、読んでいて堂野と一緒にとまどった。巻末に三浦しおんさんの解説があるのだが、そこで主人公が困惑する話とまとめてあって、「ほんにそれ」と思った。読者も困惑しましたとも。喜多川という男は、少しおかしくて、かなり悲しい。

二人が出所した後の話である「檻の外」という話は、正直言って好きになれない。子供が死ぬ話はどうしてもだめだ。自分が子供を産んで育ててから、この手の話が生理的にダメになってしまった。同じ理由で伊坂幸太郎さんの「死神の浮力」も読み返すことができない。子供が殺されるなんて、絶対にいやだ。

しかし、喜多川という男に堂野を与えるためには、この不幸な子供を殺すしかなかったのかなあ?と思った。だあら★は一つ減らして4つです。

巻末の三浦しおんさんの解説が好きだ。というより、三浦しおんさんが好きだ。彼女の文章は愛にあふれている。作品に対してリスペクトしている。本当にBLが好きなんだろうな。

以前はそんな三浦しおんさんを一歩引いたところで「はいはい。好きなんですね」と見ていた。あなたが何を好きでもいいですよ、私はそれほどよいとは思いませんがねってな感じで。

でも今は、三浦しおんさんに激しく同意せざるを得ない。「箱の中」はいい!私は一途で粘着な性格が好きだ。自分がそうだからだ。一度好きになった人をずっと好きで何が悪い。喜多川という男は、堂野を好きになってずっと好きでい続ける。それは堂野が先に出所してからも変わらなかった。そして堂野が見つからなくて苦しみ続ける。でも好きでいることをやめない。

やめないのではなく、やめることができない。そういう性格だからだ。生活のすべてを投げ出しても堂野を探す資金を捻出するために働き続ける。

そんな喜多川にノックアウトされた。本作は大変よいものです。ただ「檻の外」だけは要注意です。幼い子供が理不尽な死を迎えます。

あと、この文庫本で話が完結するのではなく、ほかにも続きの話が2つほどあるらしい。しかも絶版となっているらしい。電子版でも読めないらしい。仕方ないので続きを読みたいなら図書館で探すが、中古で探すしかない。私は中古で探した。届くのが楽しみだ。

2020年6月5日

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読書状況 読み終わった [2020年6月4日]

何度目かわからないが、また読んでいる。

千葉さんが好きだ。
正確には、千葉さんの仕事に対する哲学が好きだ。

同僚たちが適当に調査して「可」と報告するだけなのに対し、千葉さんはまじめに調査して「可」と「見送り」を判断しようとする。

『死神の浮力』はこどもが死ぬシーンがつらくて読み返せない。

でもこっちは何度も読み替えしてしまう。

大好きなミュージックに癒されている千葉さんに何度もおかしみを感じてしまう。

天使は図書館に集まるが、死神はCDショップに集まるらしい。

いまコロナでたくさんの人が死んでいるが、千葉さんのような死神たちが大量に派遣されているのだろうか?

だとすると、外出自粛でさぞや仕事がしづらかろう。

CDショップも閉店で、さぞやつまらなかろう。

2020年6月3日

ネタバレ
読書状況 いま読んでる
カテゴリ 伊坂幸太郎

図書館で200人待ちをようやくゲット。
想像していたのと違って主人公が子どもの方だった。
子どもが大変苦労するわけでもなく、
非常に恵まれた環境の子どもだった。

正直うらやましいと思った。

ネグレクトやサバイバーのかつてのアダルトチルドレンが読むと
がっかりするかもなあと思った。

2019年12月18日

読書状況 読み終わった [2019年12月14日]

宮子さんかっこいい。

その後の話は、主人公がどうにも好きになれなかった。

2019年8月1日

読書状況 読み終わった [2019年7月29日]
カテゴリ 伊坂幸太郎

「ジャイロスコープ」に載っている「一人では無理がある」と同じ世界観の小説だと思う。

好きです^^

伊坂幸太郎さんは、世の中がこうだったらいいなを言語化してくれる作家さんだと思う。この小説もその一つ。

絵本になっていて、絵本作家さんの絵も素敵でした。

2019年7月25日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年7月24日]
カテゴリ 伊坂幸太郎
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