マンガでわかる人工知能 (池田書店のマンガでわかるシリーズ)

制作 : 備前やすのり 
  • 池田書店
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本棚登録 : 91
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784262155616

作品紹介・あらすじ

本書は、「難しいことはわからないけど、人工知能が世の中をどう変えるのか知りたい」という人のために、人工知能を丁寧に解説した本です。ディープラーニング、機械学習、シンギュラリティなどよく聞くけど意味がわからない言葉の解説はもちろん、「人工知能って、結局何ができるの?」「人間を超えるとか、仕事が奪われるって聞くけど、大丈夫?」という素朴な疑問と、漠然とした不安にマンガで解説していきます。

★マンガ+イラスト図解で、難しいテーマをわかりやすく解説!
★人工知能によって、世の中がどう変わるかがわかる!
★ビジネスパーソン、経営者はもちろん、
学生さん、親御さんや先生にもオススメ!

【あらすじ】
とある商社に務める誠司はある日、上司から「人工知能ロボットチョッパーを運用した新プロジェクトを立案せよ」との命令を受ける。「そもそも人工知能って何?」と頭を抱えた誠司は、甥である裕太の紹介で人工知能研究者だという京子と出会う。誠司はただチョッパーくんの使い方を聞きたかっただけなのだが、超がつく「人工知能オタク」である京子に人工知能のイロハのイから教わることに……。はたして誠司は無事に上司命令をクリアし、未来を変えることができるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 「マンガでわかる」

    誰しもこの部分が気になるだろう。また、出版されたのが2017年11月なので、どれだけ新しい情報がアップデートされたのか確認するため手にとった。しかし、特に目新しい情報もなく、良い部分を探そうとしたが、そういう部分もなく、あまりおススメできないというのが結論となる。

    マンガについては序章と各1~5章の始めに6ページ分あるだけで、「これはマンガにする必要はないなぁ」と拍子抜け。更に、文章のパートも見開き左側にイラストを挿入しているため、内容の薄さに拍車をかけている。ディープラーニングの仕組みについてマンガで説明があると良かった。。

    著者の三宅陽ー郎氏を検索してみると、スクウェア・エニックスでゲームAIについて研究していたらしいが、著者紹介のところにスクエニの名前がないので、現在はおそらく所属してないのかもしれない。

    それは良いとして、問題は専門であるゲームAIも人工知能論議の本筋に含ませるべく、知能の定義を曖昧にしている点である。「人間から見て“知能”」があると感じられれば、それは人工知能と呼んでいいでしょう。」と定義しており、おまけに人工知能にとって大切なのは、「知的である(知能がある)」ように見えるかどうか工夫されているかどうかです、とある。これでは自動化と何ら変わりないのである。

    ※参考 知能と知性の定義
    多摩大学大学院の教授で、元内閣官房参与の田坂広志氏は、知能を「答えのある問いに対して答えを見いだす能力」、知性は「答えのない問いに対して考え続ける能力」と定義している。

    纏めると、人工知能とは何ぞや?、知能とは?、知性とは?、自動化されていれば人工知能なのか?、ディープラーニングの技術が使われていれば人工知能と呼べるのか?といった定義を曖昧にしているため、人工知能が活躍する社会が自動化の延長とした姿としか描かれていない。

    自動運転、人工知能アシスタント、医療サービス、ドローン、メンテナンスAI交通管制AI、監視・警備AI

    初心者は、松尾豊氏 「人工知能は人間を超えるか」等の定義がしっかりした本を読むことをお勧めする。

  • 本質の周辺をイメージするのに役立った。
    意外と歴史についてちゃんと描かれていて面白かった。

  • じぶんは人工知能の未来にワクワクするタイプみたい

  • わかりやすかった


  • 読了。人工知能のことわかった。中身も知りたくなった。


  • そもそも人工知能とは何なのか、という定義から入って、AIが機械学習するイメージから最近動向、将来の活用まで、ざっくりと分かりやすく解説してくれる。
    深くはないんだけれど、基礎がしっかり分かるようになっていて素晴らしい。

  • 「マンガでわかる」と書かれた本の多くがそうであるように、この本も「マンガ」はあくまでも導入部分だけで、各トピックについては図解と解説文で説明される。マンガではないからといって分かりにくいわけではない。三宅陽一郎監修なのでもう少し深い話があるかな、と思ったけどそうでもなかった。

  • 内容的には一般的な入門レベル。文章のほうが多めだけど、ストーリー仕立てのマンガ付きで読みやすい。このくらいの感じだとしたら、池田書店の他の「マンガでわかる」シリーズも読んでみたい。

  • 人工知能について、知識ゼロから分かる本。まんがと解説がセットになっていたから分かりやすかった。ニューラルネットワークや機械学習についての概要を理解することができた。他の本も読んで、さらに人工知能について詳しく知りたいと思った。

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。雑誌『ニュータイプエース』で、アニメ「トワノクオン」のコミカライズや、『マンガでわかる人工知能』(池田書店)、『角川まんが学習シリーズ』(KADOKAWA)の作画を担当する一方、CD のジャケットイラスト等も手がけるなど、多方面で活躍している。

「2021年 『マンガでわかる 災害の日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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