- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784262164984
作品紹介・あらすじ
目指すべきは、温かくてうるおいに満ちた体。おいしい57レシピで自分を美しく、健康に。
感想・レビュー・書評
-
しばらく体調不良に悩んでいて、冷えとりがやはり大事では?と。
わかりやすく、なかなか感じのいい本です。
鍼灸治療師だが、もともと身体は弱かったという著者。
漢方に基づいて食事を変えていったところ、だんだん体が丈夫になり、肌荒れや日焼けさえ!あまりしなくなったという。
タイプ分類が、わかりやすいです。
冷えと潤いの組み合わせで、何が足りないか、あるいは過剰か。
こういうのって、色んなタイプに該当してしまって、収拾がつかなくなる場合があるんですが、そういう人は自律神経失調症だそうです。
この分類だと私の場合、冷えているのは間違いなく、うるおいのほうは、やや水はけが悪いほうらしい‥
素材にも、調理法にも、冷←→熱、乾←→湿の段階があるそうです。
体質別のおすすめレシピと、注意点。
難しい料理はあまりないので、カラフルな写真で、作れそうな気分になれます。
季節を春夏秋冬だけでなく、梅雨と秋の長雨の季節もある6つに分け、湿度が高い時期の注意点もあるのが興味深い。
簡単な出しのとり方なども。
正しい姿勢や歩き方、呼吸法、体質による便秘対策の違いなど。
生活の仕方についても色々。
無理しないで、自分に合う食べ物を見つけ、だんだん心地いい生活にしましょうね、という語り口。
毎日きちんきちんと頑張るのではなく、時には不養生をして楽しむ。
大昔ならちょっと無理すると治らない病気になってしまうこともあったかもしれないが、現代では環境も良くなり、いろいろな治療法が発達しているので、少しぐらい勝手なことをしても、取り返せると。
食養生を始めるときに迷うようだったら、まずは一食ドカ食いしてから、という手もあるというのが楽しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは、よい!
著者の、「がんばりすぎなくてもいいのよ~」っていう雰囲気と
ユーモアのセンスが伝わってきて、
これぞカリスマなのね…と思わさる。
ごはんのレシピが、凝ったものは漢方チックなスパイス類以外
使ってないのに、きれいでおいしそう!
冷えとりは知ってるけど、うるおい…??とちょっと耳に不慣れな概念だったのが、
なるほど、温・冷の他に乾・湿の体質があるからうるおす、乾かすが必要なのね、と理解。
買いたい一冊だが、ここはこらえてカラーコピーして保存…♡
全部カラーで、買って何度も読むに値する本です。 -
Twitterで気になった若林先生の本。レシピだけでなく生活全般に役立つ情報たくさん。
-
見返し
私が大切に考えているのは食べ物の「温める」「冷やす」作用と、体内の水分を調節する「乾かす」「うるおす」作用です。
これらを知って、様々な季節の食材を体質に合わせて調理することで、自分を美しく健康に保つことができます。(本文より)