たった一度の人生だから

  • いのちのことば社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784264024682

感想・レビュー・書評

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  • 2006年4月、日野原重明さん94歳 星野富弘さん60歳寸前の時に日野原さんが星野さんの美術館を訪れた時の対談。
    2006年10月の発刊ですが素直に自省するひとときを頂きました♪
    家人が読みたいと言うので便乗して読んだけれど、とても良い刺激を受けました。
    星野さんが新米の中学校の先生になった途端に頸椎損傷の大事故に遭われたことが爾後の歩みの発端とは知らなかったです!
    お2人の、お互いに相手を尊敬し他者を思いやり、人生に対する考え方向き合い方が真摯であるなど共通する点がけっこう多いことに あらためて納得できる内容でした。
    根底に基督教の信仰心があることはお2人ともに人生を歩む大きな礎になって居られるのも頷けます。
    たくさん触発させられたけど、一番印象的なのは日野原さんの「人生はマラソンと言うよりもサッカーのようだ。折り返し点があるとすればハーフタイム、そこで後半戦のプランを立てたり休息をとって後半戦を始める。」と言われたのがとても腑に落ちました。 そしてご高齢にも拘らずサッカーをよく知っておられたことに感心もしました♪
    ぐーたら平々凡々に暮らす身には、たまにこの類いの書を読むことは大切なことですね!

  • 図書館の特設コーナーで手に取った本。

    星野富弘さんの美術館にて、
    聖路加国際病院の名誉院長だった日野原重明さんと
    頸髄損傷から、詩画など描き始めた星野富弘さんの対談。
    立場を超えて命について語ってます。

    重く深い話ですが
    写真や絵などもあってなごみます。

    P44 よく一生にたとえられるマラソン
    「人生はマラソンよりサッカー」という先生の言葉が印象的です。

    日野原先生、母が聖路加の緩和ケアに入院していたとき声をかけてもらって大変喜んでました。
    バイタリティーある活動をテレビで見ていて、
    この方はずっと死なないではないか、と思ってしまっていたけれど、今年お亡くなりになりましたね。ご冥福をお祈りします。

  • ミニ展示「日野原重明氏関連本紹介」2012年5-6月

  • もう少し 現状に満足して、
    幸せな生かt(ry
    自分を大切にしようと思いました。

  • 日野原重明さんと星野富弘さんの対談集。絵や写真も多く含まれていて、視覚的にも楽しませてくれる一冊になっている。医者と患者という立場を超えて、いのちについて考えているところがよかった。一度、星野富弘さんの美術館を訪れてみたいと強く思う。また、星野さんが引用していた聖書の言葉は、自分の結婚式の際に神父様が言ってくださった言葉とまるで一緒だったので、有名な文言なのだろうけれども、とても共感できた。

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著者プロフィール

1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医となる。学校法人聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などを歴任。予防医学の重要性を指摘し、医学・看護教育の充実、ターミナル・ケア(終末期医療)の普及に尽力。2000年には「新老人の会」を結成。1999年文化功労者。2005年文化勲章受章。2010年には国際コルチャック協会名誉功労賞受賞。2017年7月18日逝去。

「2022年 『2023年版『生きかた上手手帳』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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