優しい心はたからもの

著者 :
  • いのちのことば社
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784264038856

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 知能に重い障害をもった人たちと共に歩んできた福井達雨による珠玉のエッセイ集

    《人間、だれもみな同じや。イエスさまからだれでも生命を与えられているんや。その生命はだれもおかせない大切なもんや》

    1932年生まれ、近江兄弟社の群れで育ち、キリスト者として戦争に反対し周囲に「非国民」とののしられた母を憎みながらも影響をうけ、牧師にならないと言って同志社の大学院を退学させられ、苦労の末に止揚学園を設立してまもなく60年

    《「謝る」とは、愛によって自分が損をし、それを行動に示すこと》

    《絵本は人と人との関係を作り、育て、「人間」を生みだす》

    《恐れは未来への不安感や自信喪失から生まれる人間の弱さ、畏れは神を敬う心で、人間に愛を与え、深い安心感をもたらす》

    優しく、ときにユーモアをまじえたことばの数々が読者のたましいにつきささる

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1932年、滋賀県近江八旗市に生まれる。1956年、同志社大学を卒業。学生時代より、障害児の教育と差別問題に取り組む。教育心理学を専攻。1962年、多くの人の協力により、知能に重い障害をもつ子どもの施設、止揚学園を設立する。止揚学園は共同体性をもつ施設であり、障害児・者差別に対する抵抗運動、教育権運動を起こすなど、真0摯な活動を続けている。著書に、『僕アホやない人間だ』『子どもの笑顔を消さないで』(止揚学園)などその他著書多数。

「2008年 『やさしい心をもっていますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福井達雨の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×