本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265010011
感想・レビュー・書評
-
気付いたらハマっていた一冊です。現実とはかけ離れている内容ですが、なぜか心惹かれます。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公の洋吉は父の突然の死により、レストランを継ぐことになった。しかし腕のいいコックだった父と違い、怠け者の洋吉のせいで店はさびれていくばかり。そんなある日、小人の魔法でどんな味でも分かる舌をもらう。その舌を使って他店の味を盗み、店は大繁盛する。
題材が題材だけに、この作品には料理の名前が出てくるがそれが本当においしそう。鍋についたカレーを舐めるだけなのに、何故あんなに美味しそうなのか。とても空腹では読めない。
表題作以外にも数篇収められているが、その中の「コロッケが五十二」もかなり空腹を刺激する。読後肉屋にコロッケを買いに走りたくなる。 -
たどりついた味。