まほうをかけられた舌 (フォア文庫)

著者 :
  • 岩崎書店
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265010011

感想・レビュー・書評

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  • 気付いたらハマっていた一冊です。現実とはかけ離れている内容ですが、なぜか心惹かれます。

  • 主人公の洋吉は父の突然の死により、レストランを継ぐことになった。しかし腕のいいコックだった父と違い、怠け者の洋吉のせいで店はさびれていくばかり。そんなある日、小人の魔法でどんな味でも分かる舌をもらう。その舌を使って他店の味を盗み、店は大繁盛する。
    題材が題材だけに、この作品には料理の名前が出てくるがそれが本当においしそう。鍋についたカレーを舐めるだけなのに、何故あんなに美味しそうなのか。とても空腹では読めない。
    表題作以外にも数篇収められているが、その中の「コロッケが五十二」もかなり空腹を刺激する。読後肉屋にコロッケを買いに走りたくなる。

  • たどりついた味。

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著者プロフィール

安房直子(あわ・なおこ)
1943年、東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっ子』第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第19回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第3回新見南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠。

「2022年 『春の窓 安房直子ファンタジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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