ママがこわれた (いわさき創作童話 38)

著者 :
  • 岩崎書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265028382

感想・レビュー・書評

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  • ロボット、反重力という視点を生かした実は科学的要素も。

  • 娘が図書館で借りてきた本で、娘が読み終わった後に、「あーすごくいい本だった、パパも是非読んで!」と勧めてきたので読んだ本。

    近未来SFな部分もあるんですが、ロボット開発会社に勤めるパパをもち、ママとペットのロボットのいる家族。 いつも小学校から帰ると温かく迎えてくれるママがある日突然いなくなり、ペットロボットから「ママ、コワレタ」との返答。  びっくりした主人公はお家を飛び出して・・・???

    確かに娘のセンスはすばらしかった。 
    思わず本棚登録!

  • 「福島正実記念SF童話賞」の大賞を受賞した作品で、著者のデビュー作。

    4年生の陸(りく)が帰宅すると、るすばんロボットのルイが「ママはこわれました」と言う。
    あわててさがしに出かけると、病院にかけこんでいくパパの姿が...。

    ユーモラスなエピソードの中に「親子の絆」というシリアスなテーマが織りこまれた物語。謎解きもたのしめる。
    キーワードは「くそったれ」。

    「 ~ おやじなんか、なんにもわかってない」p.65
    「~」のところの息子のセリフが身につまされる。

    Tips...ルイが空中に浮く「反重力発生そうち」は、のちに書かれる「飛び箱」の「反重力エンジン」につながっていて興味深い。

  • 2007/5/1

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著者プロフィール

【後藤みわこ・作】  愛知県在住。『ママがこわれた』で第17回福島正実記念SF童話賞大賞受賞。主な著書に『ぼくのプリンときみのチョコ』「ボーイズ・イン・ブラック」シリーズ、『100回目のお引っ越し』(講談社)、『秘密の菜園』(ポプラ社)、「カプリの恋占い」シリーズ(岩崎書店)など。

「2015年 『猫と話す友だち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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