なんでも魔女商会 (18) うわさのとんでも魔女商会 (おはなしガーデン)

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 361
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265054824

作品紹介・あらすじ

ほうき星の観察のために寝不足気味のナナでしたが、きょうは、シルクやコットンたちと魔法市場にきています。お目あては、コットンがほしかった「スーパー全自動魔法付きほうき」でした。

感想・レビュー・書評

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  • とても面白いです

  • コピーとオリジナルとは…
    わりと深淵なテーマだと思うんだけども、あんびる先生の筆にかかればこんなにも読みやすくて説得力あふれる読み物になるのだ…

  • コピー魔女フェルは全部の魔法もコピーできる。これはすごいことなのに、コピーで偽物を作るより本物を作る方が良いと思ったので、コピーするのをやめた。
    なぜかというと、人間の世界ではコメット彗星と呼ばれている彗星が魔女の世界ではコピー彗星と呼ばれていて、その彗星が現れた日にはコピーした魔法が全部消えてしまう。だから、コピーするよりも本物を作った方が良いのだ。
    僕は一回はコピー魔法を使ってみたいなと思った。

  • 図書館

  • 例のごとく娘が市の図書館で借りてきた「なんでも魔女商会」シリーズの最新刊。今度は「コピー魔女」が登場。「なんでも魔女商会」と一字違いの「とんでも魔女商会」がコピー商品を販売して…という妙に現実感のあるお話。不正競争防止法とか商標権侵害とか、無粋な言葉をつい思い浮かべてしまったが、ちゃんと改心してよかった。物語には関係ないが、「コメット彗星」は変だと思う。「ゆうめいな『エルメル』っていうメーカーのバッグのコピー」を登場させるなら、彗星の方も「アレー彗星」とか「ハルー彗星」とか…あまりぱっとしないか。

  •  コピー魔法で何でもコピーして同じものを作っちゃう魔女のお話。
     現実社会で言うところの、偽ブランド品みたいなことか。

     それはいいとして、表紙のナナちゃんのファッション、それでいいの?
     彼女、前髪も一緒に全部まとめて2つに分けて、トップでお団子にしてるじゃない。
     そのヘアスタイルで、ニットのベレー帽を斜めに被る、て……かわいいの?
     よく分かんない…。

  • ・シルクとナナとコットンの3人が、ようふくをリフォームする話で、森の動物とかが注文してくるところが、かわいくていいと思います。
    ・今まで、ずっとコピーまほうを使い、ずるしていたフェル。ナナ、コットン、シルクと出会い、1からつくりあげるドレスがとてもすてきなことだと気づき、洋裁学校に通うという、悪から良い人がらになるフェルが、とてもたのもしくていいので、おすすめです。

  • どうして本物がすてきなのか教えてくれます。

  • なんでも魔女商会シリーズ18。

    >「なんでも魔女商会」で作ったり、お直ししたドレスと、そっくりなドレスをコピー魔法で作ってしまう「とんでも魔女商会」。
    シルクとお裁縫魔女たちは止めさせようとしますが。

    >どんなにそっくりでも、コピー魔法でかんたんに作ったニセモノと、心のこもったホンモノとは大ちがいだったのね

    フェルがシルクのおかげで自分にぴったりのドレスを作ってもらい「自分らしくいられる幸せ」を実感できてよかったです。

    >ホンモノを手にいれるのには、努力が必要。

    これもなかなか耳が痛い言葉でした。

    スーパー全自動魔法付きほうき、これはコピーでもいいから欲しくてたまらない(笑)

    今回の手作りは、パーティカチューシャ。

  • これはなんだか、考えさせられました。中国、韓国のそういう関係の方にお見せしたいないようです。

  • 人気シリーズ18巻。

    オーダードレスは高くて手がでない魔女たちのためのコピー商品、とんでも魔女商会のドレスは なんと、お仕立てドレスを本物そっくりにコピーした廉価ドレス。コピー魔女フェルは、「コピーの何が悪いの?安くて素敵なドレスが着れるならいいじゃない」と主張。
    シルクやコットンは釈然としません。

    本物そっくりが、安く買えるなら嬉しい・・・?これがドレスじゃなくて、スーパー全自動魔法機能付きホウキなら、ありがたい?
    なんたって、ほんものは高い。
    でも、作り手としては、複雑な気分。

    じゃあ、本物の魅力とは?

    コピードレスをなんでも魔女商会にもちこんできたフェス。自分に合うようにリフォームしてほしいと依頼します。

    そんな時、コピー彗星が近づいて来て、コピー魔法が解けてしまい、フェスはお客さんたちを怒らせてしまいます。

    本当は裁縫が苦手なフェス。シルクたちと、着る人のことを考えて、愛情をこめて作られてゆくお仕立ドレスの良さを知って、裁縫を学びはじめることにしました。

    フェスは気がついたのでした。
    だれかの素敵なドレスでニセモノの自分でいるより、ホンモノの自分でいるほうがいい・・・と。


    仕事のこと、著作権のことを考えるのにも。

  • やっぱりすごいワクワクするお話でした!
    この本を読んでると、幸せな気分になれます✿
    コピーするんじゃなくて、自分だけのものを見つける。素晴らしいなあ

  • 大好きシリーズの新刊やっとこ読めました。
    今回は、前に出てきたことがある魔女も出てくるんだけど
    あれ?どんな話で出てきたんだっけ??
    すーぐ忘れちゃう自分が悲しい・・・。

    そして、今回の主題テーマは「ホンモノの良さ」なんだけど
    ほおお~こういうのがきたか!なかなかおもしろかった。
    こうくるか。と。
    今回のドレスもかわいかったなぁ~♪
    あのデザイン絵が大好きなの。

  • コピー魔法で、みんながあこがれるお仕立て支店のドレスをコピーして、安く売っている魔女のフェル。
    ステキなドレスを安く手に入れたいというみんなの気持ちはわかるけど、なんだか釈然としないリフォーム支店の面々。

  • 本物そっくりのコピーを作れることが出来る魔女フェルのお話。

    自分のために、の大切さを知ることが出来てよかったです。

    わたしも服は既製品ですが、自分らしい組み合わせで楽しめるといいなと思います。

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著者プロフィール

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。 テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る。主な作品に、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ(以上、岩崎書店)、「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、『せかいいちおいしいレストラン』、「こじまのもり」シリーズ(ともにひさかたチャイルド)、『妖精の家具、おつくりします。』『妖精のぼうし、おゆずりします。』(ともにPHP研究所)などがある。
公式ホームページ「ちいさなしっぽ協会」http://www.ambiru-yasuko.com/


「2023年 『ムーンヒルズ魔法宝石店6 いじわる魔女とルビーの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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