学校の鏡は秘密のとびら? (おはなしガーデン)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 82
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265054930

作品紹介・あらすじ

大好評『エレベーターは秘密のとびら』の続編です。
主役のリセは転校して、またすぐにふたりの女の子たちと仲良しに。三人で学校にまつわる不思議話を調べているうちに、音楽室の肖像画の裏に、リセの名前が書かれた相合傘を見つけます。結局、不思議話も相合傘の謎も迷宮入りかと思われたところで、またもやタイムスリップ! 過去の世界を旅します。そこでわかる予想外の事実とは?
ピュアな初恋の結末に胸キュン間違いなしのハートフル・ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • ▼学校のタイムスリップもの。だいぶ以前に読んだのでもう細部を忘れ気味ですが、けっこう好印象。世界観はあるけど押しつけがましくないのと、運びが流れる如しで読みやすかった記憶が。

    娘(8)との付き合い本でした。

  •  4年生の理世は、10日前に晴ヶ丘小に転校してきたばかり。この学校には、学校を造る時に出てきた古墳が保存されている。学校の七不思議を探すトモカたちと、晴ヶ丘小の卒業生でもあるという正木先生に質問すると「音楽室に書いた願いが20年だれにも見られなかったら、本当になる」という話が…。
     鏡(のように姿がうつるもの)の秘密もいいな。そこからだったのか、「鏡のミキちゃん」!とも思った。相合傘の落書きだったり、”名前”がポイント。

  • わかりやすい展開ながらもハラハラドキドキがあって楽しめました
    男女問わずみんな仲良しでなんだかホッとしました

  • タイムスリップ

  • 理世(りせ)が転校してきた学校の七不思議の一つに、「鏡のミキちゃん」というのがあって、何かに映った自分と目を合わせると、どこかに連れていかれてしまうらしい。
    でもトイレの鏡を毎日見てるけど、誰もどこにも連れていかれてはいない。

    5時間目の体育の授業が始まった時、昼休みにかくれんぼをしていたユウヤの行方がわからなくなった。
    先生が探しに行っている間に、どこからかユウヤがヨタヨタと現れたが、どこに行っていたと聞かれても、ごめんと首を振るだけだった。

    一方、七不思議を探す理世たちは、音楽室である落書きを発見した。

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著者プロフィール

千葉県松戸市生まれ。北海道大学経済学部卒業。2010年、『エレベーターは秘密のとびら』で第27回福島正実記念SF童話賞大賞を受賞し、同作品でデビューする。他の作品に『ぼくのともだち、どじなぶた』『学校の鏡は秘密のとびら?』( いずれも岩崎書店) がある。

「2022年 『Milky White 箱の中のホワイトデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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