ロンド国物語 (1) オルゴールの秘密

  • 岩崎書店
3.58
  • (9)
  • (12)
  • (26)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 171
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265061815

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私が本好きになったきっかけの本です。
    10年ぶりくらいに読みましたが、とてもワクワクするお話でした。
    子供ならではの悪戯心や臆病な気持ちを持ちながらも、前を向いて頑張ろうとする主人公達の冒険の物語です。
    私はこのような異世界に行くお話では、いかに異世界の様子が丁寧に優しく描かれているか重視しているのですが、この本はそれが全て備わっています。
    本当にオススメなので、色んな人に読んで欲しいです、、、

  • 子供に読んで欲しい

  • これも、ファンタジーを探していてエミリーロッダなので読みました。

    フェアリーレルムよりは読み応えがあるので高学年向け。
    そして、今後の展開が気になります。

  • レオが形見にもらった古いオルゴールは、もうひとつの世界への入口だった。レオと、いとこのミミは、オルゴールの世界へ迷いこみ…

  • 主人公の少年が「真面目しか取り柄のない」感じの子供らしさがない雰囲気で、児童書を読んでるにも関わらず『あぁ、この感じ私っぽくて嫌…』という気持ちに襲われてしまう。
    一冊目の時点では、物語の内容よりそこに意識が行ってしまい、すんなりと読めませんでした。

    どういう結末を持ってくるのか。
    この子が、真面目でもいいんだと報われるのか。やはり子供らしく冒険心に溢れていなくては駄目なのか。

    そしてもう一人の主人公になるミミちゃんも訳ありっぽい。
    この子もちゃんと幸せになれるのだろうか?

    楽しみたくて選んだ本だけれど、不安のまま読み進めることになりそうです。

  • 久々に借りてきました。エミリーロッダさんの作品。

    主人公のレオが大叔母さんの形見にもらったオルゴールの秘密のお話。
    いとこのミミのハチャメチャっぷりがエミリーさん作品らしいです。レオ、頑張れ!

    2013

  • ねじまきは3回のみ。曲の途中でねじを回すべからず。曲の途中でオルゴールを持ち上げるべからず。曲が止まるまで蓋を閉じるべからず。
    この4つの警告のついたオルゴールを、大伯母さんのベサニー・ラングランダーの遺言により、レオ・ジフカックが受け取ることになった。地味なオルゴールだけれど、側面には丁寧な絵が描かれていた。
    何百年も一族の宝であったこのオルゴール、警告を破ったものは一人もいない。しかし、レオとはとこのミミ・ラングランダーは4回回してしまった。すると不思議な出来事が・・

    さすがエミリー・ロッダ、物語の展開が面白いです。わかりやすいけれど面白い。
    まだ1巻なので、別世界ロンドに入ったところで終わってますが、青の王妃とは何者なのか?どう係ってくるのか、なぜラングタランダー一族がこのオルゴールを持っていたのか?気になるところです。

  • 本の装丁からして、女の子っぽいファンタジーかと思ってたけど意外とそうでもなかった。
    オルゴールの世界に入り込むというのが、江戸川乱歩にもそんなのあったなーと思い出した。
    ファンタジーの世界が決して美しく楽しいだけではないということを序盤から示していて、ぞぞぞっとした。

  • 2008年読了。

  • オルゴールに描かれた絵が異世界そのものという設定は面白かったです。ネジを巻く回数で扉が開くっていうのも、面白い発想だと思いました。
    でも、一つだけ気に入らないのはミミとレオの性格。イライラしてしまう場面がたびたびあって、二人を叱りつけたくなることがしばしば。気にしなければいい話ですが。

    とりあえず続きも読みます。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

オーストラリア在住のファンタジー作家。『リンの谷のローワン』シリーズや『デルトラ・クエスト』シリーズ、『ティーン・パワーをよろしく』『フェアリー・レルム』『ロンド国物語』など多数の人気児童書シリーズを執筆。とくに『デルトラ・クエスト』シリーズは、日本をふくめ全世界で大ヒットし、累計1500万部を突破している。2014~2015年に日本でも出版された『勇者ライと3つの扉』は、デルトラ世界とつながっていたことが判明し、話題を呼んだ。

「2016年 『スター・オブ・デルトラ 1 〈影の大王〉が待つ海へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エミリー・ロッダの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×