さんねん峠―朝鮮のむかしばなし (フォア文庫) (フォア文庫 A 120)
- 岩崎書店 (1996年7月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265063048
作品紹介・あらすじ
家族愛や正直・勇気・思いやり・労働などのたいせつなことを訴える「さんねん峠」「へらない稲たば」や、庶民が権力者への抵抗を機知で成功させる「うさぎのさいばん」などとともに、悲しい恋物語「天に帰らなかった山の精」なども収められたバラエティに富んだ朝鮮の民話集。在日朝鮮人二世の作家と画家が心をこめて日本の読者に贈る佳品十六編。
感想・レビュー・書評
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朝鮮は、日本に1910年から1945年の30年も植民地になっていたんだね
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現代人の祈りに登場するさんねん峠の話ほか朝鮮のむかしばなしを読みました。さんねん峠は小学校三年生の国語の教科書に登場したようです。勧善懲悪ものが多い中でさんねん峠に悪人は出て来ない。さんねん峠で転んで三年しか生きられないという呪いにかかってしまったおじいさいの呪いをといた水車屋のトルトリは機転が利く!という話でした。1回転んだら3年しか生きられないという峠なら、2回転んで6年、ころころ転べば長生きすると解釈しました。
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