グースバンプス (3) 人喰いグルール (グースバンプス 世界がふるえた恐い話)

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 50
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265065639

作品紹介・あらすじ

小さなスポンジのような物体。そいつは、動きまわるわけではない、襲いかかりもしない。でも、たしかに生きていて、不気味に息づき、私のまわりに次つぎと災いをもたらす。…もう逃げられない。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃読んだ恐ろしい本。
    ラスボスやったかと思ったら裏ボス登場。
    なんてこった。

  • 最後はやっぱりね〜って感じでした。

  • 越した先の流し台の下で見つけた奇妙なスポンジ。カサカサでしわしわ。手のひらに乗るぐらいの大きさのそれは、不思議な事にどうも生きているようだ。大発見だと色めきだったキャットだが、身の回りでよくないことが起こり始めたのだった。 グースバンプス3作目。幸せに暮らしていたキャット達を脅かす、伝説の生き物グルール。最初は人畜無害なただのスポンジのふりをして徐々に入り込んでいく。異変に気づき、疑問を持ったときにはすでに時遅く、グールルは自分の糧になる不幸を呼び寄せるため、キャットの周りに深く根を下ろしていた。弟のダニエルが発見した「怪物百科事典」でかろうじて、グルールがどういう生き物かぼんやり分かるが、それが逆に不気味さを煽る。対象者とその周りにいる人間の運を喰らい、不幸を呼び寄せ糧にして徐々に力を増す。どんなに捨てようとしても戻ってきたり、捨てた先で植物を枯らしたり人を不幸にしたりとやりたい放題。 怪我をや事故で酷い目にあい、人間が恐れたり怒ったりする姿を笑って喜ぶ様は悪魔的。読んでいて胸がムカムカしてグルールがとにかくいやだった。

  • [ 内容 ]
    <1>
    ドアがひとりでに開き、閉じた窓のカーテンが風をはらんだように揺れる。
    クローゼットからはささやき声としのび笑いが…この屋敷にはなにかがある。
    愛犬ピーティは、その正体に気づいたように走りだした。

    <2>
    仲良し四人組で廃屋にしのびこみ、地下室から持ち出してきたカメラ。
    シャッターをきるたびに、恐ろしい写真がでてくる。
    グレッグはカメラをしまいこもうとするが、自分を撮れといってきかないシャーリは、ついに…。

    <3>
    小さなスポンジのような物体。そいつは、動きまわるわけではない、襲いかかりもしない。
    でも、たしかに生きていて、不気味に息づき、私のまわりに次つぎと災いをもたらす。
    …もう逃げられない。

    <4>
    頭を引きぬかれた子どもの幽霊がさまようという心霊観光の名所ヒルハウス。
    幽霊の頭をさがそうと、夜のヒルハウス・ツアーをぬけだしたドウェインとステファニーが、その屋敷のなかで目にしたものは…。

    <5>
    目を覚ますと、人形が月明かりのなかでクリスをみつめていた。
    この人形は生きている。
    歩きまわっている。
    でも、知っているのはクリスだけ。
    だれも信じてくれない。
    …そして、ついに人形は汚い言葉でわめきはじめた。

    <6>
    鏡の前に立ち、ランプのスイッチを引くと、明かりがつくと同時に鏡に映っていたマックスの姿が消えた。
    透明人間でいる時間の長さを競いはじめた子どもたち。
    マックスは、この遊びの恐ろしさに気づくが…。

    <7>
    ジャングルのように植物で埋めつくされた父の研究室。
    うごめく植物からは不気味な息づかいがきこえてきた。
    動物のようにすりよってくる植物たち。
    父はマッド・サイエンティスト?
    狂った科学者なのか。

    <8>
    霧に閉ざされた森のなかのキャンプ場。
    遅れて参加したアレックスとハリーの目の前で次々と恐ろしいできごとが起きる。
    キャンプの仲間は新人歓迎のいたずらだというのだが、現実のようにも思える…。

    <9>
    初めてみかけた男の子ダニーは、となりに住んでいるといった。
    いつ引っ越してきたのだろう。
    同学年だというが彼の友だちはハンナの知らない子ばかり。
    ハンナはダニーの正体を疑いながらも彼を助けようと…。

    <10>
    その朝、目を覚ますと数日前の誕生日にもどっていた。
    やり直したいと願ったつらかった誕生日。
    でも失敗はくり返された。
    次の朝はもっと前のある日にもどり、その次の朝は…。
    いつかマイケルは幼い頃の自分に。

    [ 目次 ]
    <1>


    <2>


    <3>


    <4>


    <5>


    <6>


    <7>


    <8>


    <9>


    <10>


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 2011年10月8日

    <GOOSEBUMPS #3:SAY CHEESE AND DIE!>
      
    装丁/茶谷公人

  • 主人公や主人公の弟が、勇敢だなと思った。
    最後が一番の怖さ。終わり方にひねりがあった。

  • 購入日:2010/08/23
    読了日:2010/08/30
    シリーズが本屋から消えつつある中、ないと思っていた本屋にあったので、残り7冊を一気に買ってしまった。
    大切に読もう。

    グルールの笑い声とか仕草とか気持ち悪い…。
    リアルに想像したくないなぁ…。
    弟のお陰で命拾いしたね、姉。
    最後、うまく逃れることが出来てハッピーエンドなのか、とおもいきや、そこはやっぱりグースバンプス…。

  • 後味の悪さに鳥肌がたちました(笑)

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著者プロフィール

アメリカ・ニューヨーク在住。『Fear Street シリーズ』『The Nightmare Roomシリーズ』など子ども向けの恐い話で人気を博す。テレビ化作品も多い。邦訳書に『グースパンプス 世界がふるえた恐い話シリーズ』。ニコロデオン・キッズ・チョイス・アワードなど受賞。

「2020年 『消えない叫び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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