三国志 7 (潮漫画文庫)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267014475

感想・レビュー・書評

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  • 呂布は見てて悲しくなっちゃう。

  • 読了。

    とうとう呂布が。

    嫌なヤツだったけど、最後の

    『思えば呂布の人生は時代がそうさせたとはいえ裏切りの人生であった
    そして最期は家来の裏切りによってその幕を閉じたのである』

    という言葉で今までの呂布の人生が走馬灯のように思い出され、悲しくなったぜ。

    いたらいたで面白い戦が見れた。

    呂布がいなくなってこれからどうなるのかな。
    (170122)

  • 呂布の最期。
    裏切りを繰り返してきた男の末路はこんなものか・・・

    曹操と劉備。
    結構仲良くやってるのでびっくりした。

  • 呂布が人気出るわけがわかった。悲しい人物だったのである。本当に純粋で騙されやすくて信念もなくブレブレ。物に目が眩めば義父でも殺す。その単純さと圧倒的な武力から煙たがられ、畏れられ、その一方で利用される。
    ただ、その弱さにこそ一般人の読者は皆共感できる。曹操や劉備は思考
    が天下人。呂布はいわゆる一般人の精神的な弱さを持ったまま天下人と人間のまま戦って、武力のみで圧倒する。そこが気持ちいいのだ。たとえ呂布はクズであっても。

  • 三国志前半の良きスパイス、呂布がとうとう最期を迎えてしまう。人間味ある好漢としてファンは多いキャラであり、残念である。
    本巻のあらすじは以下のとおり。

    •張繍と劉表が不穏な動きを見せているため、曹操が張繍討伐へ赴くも惨敗。この間に袁紹が都へ向けて大動員したため、曹操は都へ引き返す。が、袁紹は攻めて来ず。
    •曹操と劉備の、呂布討伐の密約が呂布に漏れたため、呂布は小沛の劉備を攻撃。劉備は籠城。呂布、娘と淮南の袁術の息子との政略結婚を目論む。曹操、夏侯惇を徐州へ派遣。夏侯惇、戦闘中に左眼を負傷し、小沛は呂布の手に落ちる。曹操自ら出陣し、許チョに先鋒隊を任せ、戦況は有利に。
    •呂布、自ら出陣するも、陳親子にそそのかされ、内部を撹乱され、徐州城も乗っ取られる。呂布、仕方なく小沛へ向かうが、劉備軍により阻止される。呂布、下邳へ逃れる。曹操、呂布に和睦を持ち掛け、呂布は迷う。呂布、袁術との政略結婚を再び実現しようとするも、劉備軍にばれて失敗。
    •曹操、下邳城の周りの川を堰き止め水攻め。呂布、城内に禁酒令を発するも、部下の候成が破ったとして百叩き。それを恨み、赤兎馬を持参して曹操に降る。城内に残った魏続、宋憲が呂布を捕らえ、斬首される。

  • ついに呂布が・・・。

  • 人を裏切り続け、最後に人に裏切られて死んでいった、最強の男、呂布の最期。

    全く好きなキャラクターではありませんが、とにかく鮮烈で強烈な印象を残すよりすぐりのヒール。

    呂布の処遇について曹操が迷った時、劉備が「彼は2度も父を裏切ったことをお忘れか」と言い、斬首を決意させたことが、少し驚きでした。
    なんとなく、劉備は、殺生を好まない聖人君子のような人物かと思っていましたが、決してそういうわけではなく、勝利のためには情けをかけない人物なんだなと認識したシーンでした。

  • (07年03月13日購入)

  • 呂布がついに‥‥

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著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド 三国志 6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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